第134話

133話
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2021/08/07 17:34
家に帰って急いで特攻服に着替える。



そして瞬間移動……。

(なまえ)
あなた
…あれ?待って、場所わかんなくね?



適当に瞬間移動して人に見られたら面倒。




マイキーに電話しても絶対出れないし…!
(なまえ)
あなた
隊長の誰か…!出ろ!!

祈りながらかけるが、残念ながら隊長は誰も出ず。
(なまえ)
あなた
出ろやッ!!クソっ…他に誰か……
(なまえ)
あなた
!!

急いでタップし、出るよう祈った。













松野千冬
松野千冬
『……あなたさん?』
(なまえ)
あなた
千冬!!良く出てくれたっ!!

電話の向こうからメチャクチャバイクの排気音が聞こえる。



もしかして千冬、バイク乗りながら電話してる?危ねぇぞ?
松野千冬
松野千冬
『あなたさん今どこっスか!?』
(なまえ)
あなた
家なの!!浴衣だったからそのままマイ
キーに着いて行くわけにも行かなくて…!
(なまえ)
あなた
千冬今どこ!?ていうかどこに向かえば良いのか教えて!!
松野千冬
松野千冬
『武蔵神社の駐車場らしいです。
でもどっちの駐車場までかは…』

駐車場ってわかればもうコッチのモンよ!
(なまえ)
あなた
わかった!教えてくれてありがとう!私もすぐ向かうから!!
松野千冬
松野千冬
『はい!』

千冬との電話を切って、急いで駐車場前に瞬間移動した。



だが駐車場を覗いても誰もおらず、この駐車場はハズレなようだ。
(なまえ)
あなた
もう一つの駐車場か…!

そしてもう一つの駐車場前に瞬間移動した。



すると何やら声が聞こえてくる。



覗けばタケミっちにタカちゃん、エマに頭から血を流したドラケンがいた。
不良1
テメェら、2人で敵うと思ってんの!?
三ツ谷隆
三ツ谷隆
うっせぇボケ。
(なまえ)
あなた
ちょっと〜?誰が2人って?その中に私も入れなさいよ。

私が笑いながら出て行くと、ペーやんが目を見開いた。
ペーやん
ペーやん
何でココに…マイキーと一緒じゃなかったのかよ!?
(なまえ)
あなた
一緒だったよ?でも浴衣で来るわけにもいかなくて。
(なまえ)
あなた
それで?3人に増えたけど、アンタ達は私に敵うと思ってんの?
愛美愛主メビウスの残党に笑いながら言うと、愛美愛主はわかりやすく動揺した。
不良2
五条あなただ…
不良3
何でココに総長補佐ナンバー3が…
ペーやん
ペーやん
っ…3人まとめてやっちまえ!

その時、聞き慣れた排気音が聞こえてきた。

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