第97話

96話
29,822
2021/08/03 09:03
車で走ること一時間。
使用人
到着しました。
右のドアを開けられるがマイキーが起きないので、起こすのにメチャクチャ苦労した。



こんなことなら、ドラケンと一緒にしとくんだった…



既に疲れたが家の門を見て、車の時以上に固まるみんなを動かすのにも苦労した。
(なまえ)
あなた
疲れた……
とりあえず門をくぐると、使用人達が一斉に、
使用人達
お帰りなさいませ。
と頭を下げた。



友人もいるから形はちゃんとやっとこう、て感じかな。
(なまえ)
あなた
ハァ…みんな行こ……
みんなを見ると、みんなは殺気バンバンに出して使用人達を睨んでいた。



スゴい心強い。



一瞬フッと笑った。
(なまえ)
あなた
みんな、行こっか。
そして閉まっているある障子の前まで移動させられた。



ここは五条家にいる人間が会議などを行う場所。



初めて入るな。
使用人
よろしいですか?くれぐれも失礼のないよう…
(なまえ)
あなた
知らねぇよ
使用人の言葉を遮り、思いっきり障子を開けた。



使用人は空いた口が塞がらない。



中にいる奴らも目を見開いていた。









その中でただ1人だけ、私に興味深そうな視線を向ける奴がいた。



まあ実際、目は布で見えないが。













五条悟
五条悟
久しぶりだね。僕の妹♡
(なまえ)
あなた
お久しぶりです、兄上。

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