永瀬side
朝起きると亮平がソファで寝ていた。
2人とも寝てしまったんだな。
テレビニュースを見ていると指輪殺人事件の話題がでてきた。
いつもこのニュースを見るとイラついてくる。
早く止めないと被害者が増える。
『クソっ……なんでだよ』
亮平が起きてしまった。
阿部「永瀬どうしたのってこれ」
『うん……ごめん亮平起こしてしまって』
阿部「ううん。早く捕まえてよ永瀬…」
亮平の目には涙が……
『うん…俺、がんばるから』
俺は資料室に入った。
『やっぱり繋がりはないか……』
気になったことがあったけどやはり違った。
おい。麗奈みてるか?
おれは亮平とお前のためにがんばるから
見守っててな
資料室を出ると亮平が朝ごはんを作り終えて待っていた。
阿部「永瀬。座って作っといたから 」
『ありがとな。すごいな』
だし巻き玉子に鮭。など理想の朝ごはん
朝ごはんを食べて亮平は仕事場へむかった。
おれも支度をして仕事場にむかった。
♡25
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!