第7話

部長、またね
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2021/04/01 09:03

阿部side



今は会社前なんだけど









部長を少し追いかけようと思って










あっぶ出てきた。








じゃあ少し静かにしててね。












部長を影で追いかけてたらある人にあってしまった。












永瀬「あっ亮平じゃん。何しとるん?」










『あっ永瀬…特にはなにも』








永瀬「あっそうなんや。じゃあ飲み行かへん?」











『あっいいよ。』









永瀬「じゃあ亮平なんかいい場所知らん?」










『あっ知ってるよ。こっち』












俺はそのまま部長を追いかけた。










部長がよく行く居酒屋なら簡単に殺せれる。










俺はナイフだって毒だって銃だってなんだって使える












部長が居酒屋に入った。














永瀬「まだつかんの?」









『もう着いたよ。そこ』










俺と永瀬は居酒屋に入った。










生とレモンサワーを頼んでつまみも少し。









ここから俺がどれだけ演技力と実力があるかわかると思うよ。













『あれ』








永瀬「どうしたん?」








『あそこにいるのって部長かも』








永瀬「まじでちょっと挨拶しに行ったら」










『そうだね。ちょっと行ってくる』













俺は毒を隠し持って部長の席に行った。














『部長!お疲れ様です』










部長「阿部くんじゃないか。どうしたんだ」









『ちょっと知り合いと飲みに来てまして』










部長「そうだったのかね。戻りなさい」









『わかりました。失礼します』










俺はその場で毒を塗るのはやめた。












ただ俺は部長と仲のいい後輩って永瀬に思ってもられるだけでいい。














俺は席に戻ってお酒を飲んだ。










永瀬「いい部長さんやな」










『そうだね』









作戦成功!










よし次が大切









『ちょっと御手洗行ってくる』








永瀬「了解」









俺は嘘をついて厨房に入った。










さっき部長が注文していたのは日本酒で












今から部長に出す日本酒は…………これだ!










これはその中に毒を入れるとすぐに戻った。












『ごめん。またせた』








永瀬「いいよ~気にせんとって」











部長に日本酒が運ばれて来た。











部長は飲むと30分後に倒れた。










永瀬は部長に近づいて言った。










永瀬「またあいつのしわざか……」










『あいつって』








永瀬「指輪をはめて何も証拠を残さないあいつが」













『あっ噂で聞いた事ある』








永瀬「ごめん。もう帰ってもられる」









『うん…そうする。』












俺は倒れた瞬間部長に近づき指輪をはめた。








永瀬も気づきはしないし、誰も部長の手なんて見てない。













これでよくわかったでしょ。











俺は実力と頭脳どっちもあるの!












俺を敵にしちゃダメだよ。











俺は居酒屋を出る時に











『いつかまたね』と言い残し











その場を後にした。





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