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第1話

どうでもいい。
私は、いつものように学校へ行く。
つまらない奴らと過ごす。
放課後は誰もいない部室へ入り、静かに読書をする。
私は、希望も夢も何も無い。ただ、空っぽな人間だった。
ただ、流されるように生きていた。
周りがなんて言おうと、ただそれについて行くだけだった。
つまらない人生だった。

ある日、学校にいつもはいない不登校気味の男子がいた。
特に興味はないし、いてもいなくても私には関係ない。
だけど、彼は話しかけてきた。
「君。生きてる?」
失礼だなと思った。
「生きてるけど文句?」
そう言った。彼は、
「じゃあ、佐藤 秀って知ってる?」
私は、心臓が痛くなった。急に、悲しくなった。どこかで泣いていた。けど、私は
「だれそれ。興味無い」
と、答えた。
「そっか。君なら知ってると思ってた。」
どういうこと?と思ったけど、会話するのも面倒だったから、そこで終わらせた。

放課後、いつものように読書をしていた。
私の読んでる本はいつも同じ。この本はなぜか手放せなかった。手放したくなかった。
いきなり、ドアが開いた。
「ここは読書部?よろしく。入ることにしたから。」
は?なんで。一人の時間無くなるし。よりによってなんで、不登校気味の男子が。
「あっそ。好きにして。」
私は答えた。
「だけど、入院するまでの間よろしくね。」
彼は入院する?病気なの?色々ハテナが出たけど何も言わず、ただ本を読み続けた。
「その本何?誰の本?」
「うるさい。静かにして」
「俺の名前知ってる?」
「興味無い」
「俺は佐可野 瑠よろしく。」
「聞いてない」
「君は?」
「答える気ない」
「知ってるけどね。君は雪妃って言うんでしょ?知ってるよー」

無視した。ムカついたから。
早く出てけって思った。
いや、私が出てけばいいのか。
たった瞬間、私は周りが見えなくなった。そのまま、私は暗闇の中へ行った。