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第2話

なんで。
暗闇に包まれた私は、気がついたら白い壁、白い布に囲まれていた。そして、独特な匂い。ここは病院だ。すると、白い布が開いた。
「あっ!目を覚ましたのね!!お母さん呼んでくるわね!」
看護師さんらしき人の元気な声で確信した。
ここは病院なんだ。お母さん?私は慌てた。
「だ、大丈夫です。ほっといてください。」
お母さんなんて、会いたくもない。
「え?なんで?お母さん心配してたのよ?」
そんなの嘘だ。あんな人が私の心配なんかするわけが無い。
「いいえ。心配するなんて嘘です。呼ばない
でください。」
でも、お母さんは来てしまった。
「雪妃ぃぃー!目を覚ましたのね!良かった
わ!お母さん、すごく心配だったのよ?」
何言ってるの。嘘つきが。
「心配なんてあなたがする訳もないし、お母
さんなんて、私にはいない。」
そりゃあ、そうだ。この人に育ててもらった覚えもないし、自分の時間が1番だった人になんかお母さんなんて言って欲しくない。
「何言ってるのよ!原因不明の病気なの
よ!心配ぐらいするわよ!」
この人の言ってることは嘘だ。
「その心配は自分の時間が無くなるから心配
してるんでしょ?だったら早く出ていっ
て」
「なんなのよ!一体!」
出ていった。すごく嬉しい。

後で、病気のことを聞かなきゃな。と思ったけど、なかなか聞く気にはなれなかった。

どうやら、私は突然何かが起こるらしい。
例えば、足に力が入らなくなったり、呼吸が出来なくなったり。
そんな、苦しいなら早く死にたいな。って思ったのが本音。
そんな事を考えながら、病院内を散歩してみた。すると、知ってる顔と目があった。
彼も気づいた。すると……
「雪妃さん!あなたも入院するんですか?」
あっ。そういえばこの間の。
「……」
話す気にもなれないし、早く戻りたかった。
「覚えてる?俺のこと」
あー。名前聞き流してたな。
「俺は瑠だよ!りゅうね!」
あー。そんな名前だったわ。
「うん」
「今度、話させて!俺の病気のことと雪妃さ
んの病気のこととか話したいから!この病
院なかなかいないんだよねー。話せる人!この
間学校行っても、話す人いなくてw」
彼はよく喋るな。と思った。
「うん。」
そう言って私は、去ろうとしたら、彼がいきなり倒れた。
喋りすぎなんじゃないかと思ったけど、先生を呼んだ。

彼は、私と同じ病気だということを知った。