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秀 「 そろそろ帰るか〜 」
真 「 せやなぁ 」
実 「 結構喋ってたね 」
『 もー、こんな時間 』
実 「 じゃあね!! 」
秀 「 ばいちゃ〜 」
真 「 ばいばーい!」
『 またね〜 』
『 よし!真司郎の家行こ? 』
真 「 ええよ〜 」
真 「 タクシー! 」
到着 (( 雑でごめんちょ
『 やっぱ、真司郎の家落ち着くなぁ 』
真 「 そ? 」
『 うんうん 』
真 「 てかなんで急に来るとか言い出したん? 」
『 ん〜 』
『 真司郎にお礼したかったから? 』
真 「 なんのお礼? 」
『 この前のプロデューサーさんの 』
真 「 あー、あれ? 」
真 「 ええよ、わざわざそんなん 」
『 だーめ 』
『 私がお礼したいの 』
真 「 んじゃあ、ありがと? 」
『 うむ。』
うむ とか可愛すぎんか
それにしても、わざわざお礼とかええのに。
ま、あなたがうちに来てくれるのは嬉しい
真 「 何してくれんの? 」
『 ん〜 』
『 絶対に真司郎が嬉しがること 』
真 「 えー!なになに!? 」
『 んふふ 』
『 もうして欲しい? 』
真 「 おん!! 」
『 じゃあ、ソファに座って? 』
真 「 ん! 」
(( ちゅ
真 「 んっ、、、 」
『 今日は真司郎が私で満たされるまで 』
『 ずっとこうしてるね? 』
真 「 え、ちょ、まっt 、、 (( ちゅ
俺の膝の上に向かい合うようにして座って
きす してくるあなた。
俺が嬉しがることって、、
まあ嬉しいけど!!
こんなん我慢出来んよ、
真 「 あなた 」
『 んー? 』
真 「 俺、やばいかも 」
『 んふふ 』
『 知ってる♡ 』(( にや
『 これでしょ、? 』
真 「 んっ、、ちょっ、 」 (( 赤面
そう言って 俺の を指さす
やばい
今日のあなたは 悪魔 だ。
真 「 今日のあなた、なんか変、っ 」
『 だって。 』
『 真司郎、ソロ活動が忙しくなるし 』
『 真司郎ファン めっちゃ増えてるし 』
『 いい事だけど! 』
『 寂しいじゃんか 』
そう言って突然寂しそうな顔をするあなた
そんなあなたが愛おしくて
(( ちゅ
『 んっ 』
『 うぅ 』
真 「 俺のこと想ってくれてありがとう 」
真 「 愛しとる 」
『 何よ、急に、 』(( 赤面
真 「 あなたが俺の事いじめたから 」
真 「 仕返し 」 (( んべ
『 ふーん 』
『 真司郎のくせに生意気ね? 』
やっべ
スイッチ、入れちゃったかも
(( にこっ
そう笑ったあなたは、 悪魔 のようだった
それからずっとあなたから攻めを受けて
いつの間にか朝。
『 腰痛い 』
真 「 あなたが俺ばっかり攻めるからや 」
『 そーじゃないとやなの 』
『 真司郎にはまだ早い 』
真 「 はぁー! 」
真 「 俺だってもう30の大人です!! 」
『 はいはい 』
『 真司郎の精神年齢は15歳よ 』
真 「 ひどお!! 」
真 「 もー、あなた嫌い!! 」
『 ふーん、嫌いなんだ 』
『 じゃあ、真司郎とはバイバイだね? 』
真 「 嫌や!なんでそーなるん!? 」
『 あー、ごめんごめん 』
『 だって真司郎が嫌いって言うから 』
真 「 じょーだん!!! 」
『 もー、あれだけヤったのに元気だなぁ 』
『 本当に15歳なんじゃないの? 』
真 「 ちーがーうー! 」
『 あははっ 』
真 「 あなた、俺の事からかいすぎや! 」 (( 赤面
『 可愛いからつい 』
『 なんでそんな顔赤くなってるの? 』
真 「 あなたが俺を怒らせるから! 」
『 そっかそっか 』
真 「 もー。 」 (( むすっ
『 ほら。こっち向いて、真司郎 』
真 「 いや 」
『 しんじろっ 』
真 「 、、、 」
『 しんちゃん 』
真 「 なに 」
『 愛してるよ 』
真 「 、、俺の方が愛しとるもん 」
『 可愛い 』(( なでなで
真 「 もう寝るで! 」
『 はーい 』
『 おやすみ、じろちゃん♡ 』
真 「 真司郎!! 」
『 あははっ 』
あなたは誰にも止められないってことが
改めてわかった俺達の 夜 。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。