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第32話

〖特別番外編〗
放課後。






ピッ、 ガシャコンガシャコン。

ピッ、ガシャコンガシャコン。





体育館前に着くと、自販機で星奈たちが
つぶみ(1本110円)を買い占めてるのを見た。







弥生
弥生
……何してんの?
星奈
星奈
あっ、ヤバ 見つかった
梨夏
梨夏
まぁ、渡しに行く手間が
省けたってことでいいんやね?
碧
んじゃ積もか
小雪
小雪
星奈ちゃん これ持ち上げきる?
星奈
星奈
んっ、と……
バランス ヤバいなこれまぁいいや




星奈が ずいっと、つぶみタワーを差し出す。




星奈
星奈
誕生日おめでとう、弥生!!
弥生
弥生
え、おお〜! ありがと!
碧
重いから気をつけて〜



のせられた つぶみは全部で6本。




……6本?




弥生
弥生
え、星奈と碧と りな ゆきと……?
晴樹
晴樹
あ、俺。
弥生
弥生
あぁ、晴樹か。
で、もう1本は?
晴樹
晴樹
それも俺。
弥生
弥生
マジかよ 晴樹 私のこと大好きやん
晴樹
晴樹
いや 違うし!
晴樹
晴樹
星奈が2本買えって強請ゆするから……!
弥生
弥生
さすが 星奈




ニヤッと笑って、グッと星奈が親指を立てる。




晴樹
晴樹
あと、それから




晴樹が、持っていたコンビニの袋を差し出す。




弥生
弥生
……きのこの山やん。
晴樹、宗旨替え?
晴樹
晴樹
いや? だって、弥生それ好きじゃん
弥生
弥生
にしても 全部合わせたら
晴樹 誰よりも私に貢いでんな……。
やっぱ大好きじゃん
晴樹
晴樹
断、じて 違う!!
光流先輩
光流先輩
どした、賑やかだな〜



悠然と2年男子トリオがやってきた。



本山先輩
本山先輩
うわ、橋川つぶみタワー
光流先輩
光流先輩
え、何なに 先輩たちにくれんの?
弥生
弥生
私への誕生日プレゼントだし
あげませんし!
光流先輩
光流先輩
なんだー、
てか 弥生 今日誕生日なんだ



ピッ、ガシャンガシャン。



光流先輩
光流先輩
ほい。



そう言って、光流先輩も つぶみを積む。




本山先輩
本山先輩
俺も。



また積み上がる。



茜梨先輩
茜梨先輩
何しとんの〜
え、弥生ちゃん 今日誕生日なん!?
茜梨先輩
茜梨先輩
はい、おめでと〜
優夏 先輩
優夏 先輩
私からも。はい。




どんどん 手の上のつぶみタワーが高くなっていく。





……重っ……




平田先輩
平田先輩
袋、あるけど。使う?




背後から声をかけられて、振り向くと 先輩がいた。


手には スーパーで貰うタイプのビニール袋。




弥生
弥生
え、平田先輩、めっちゃ助かります
使わせて貰います
弥生
弥生
…………




手ぇふさがってるからなぁ……。

どうやって入れよ



平田先輩
平田先輩
あ、入れれんよな。俺 入れてくわ。
弥生
弥生
え、めっちゃありがとうございます




計10本のつぶみを袋に入れてもらい、受け取る。





弥生
弥生
重っ た……  袋破れそ



ピッ、 ガタン。



平田先輩
平田先輩
もっと重くするな w




そう言って 平田先輩が袋に入れたのは
白ぶどうのジュース (140円)。




平田先輩
平田先輩
全部 つぶみだったら
飽きて飲むの大変そうだなって




〜〜っ!//



何ですか この可愛くて優しい生命体は!!←





ほとんど味は変わんないけど
その心遣いが 嬉しいです!!




平田先輩
平田先輩
誕生日、おめでとう



笑うその顔に、胸がきゅうとなる。




弥生
弥生
…… ありがとうございます!!



白い雲が、「青春ですねぇ」とばかりに、
私たちを見おろしていた。