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第10話

からすといっしょにかえりましょ
本山先輩
本山先輩
じゃあ高城が現れる前に
光流先輩
光流先輩
とっとと帰りますか
本山先輩と光流先輩は、顔を見合わせて笑う
光流先輩
光流先輩
いやほんと急に現れるからなあの人
本山先輩
本山先輩
いつまでも喋ってると
光流先輩
光流先輩
その辺から生えてくる←
碧
いや化け物扱いですか←
星奈
星奈
生えてくるから植物なんじゃない?←
本山先輩
本山先輩
化け物の方が正しいと俺は思うね
平田先輩
平田先輩
神出鬼没。
平田先輩が深く頷く。
光流先輩
光流先輩
ま、という訳で帰りますか!
ぞろぞろと校門をでる。
バス停に行く光流先輩と碧、
ローソンに迎えを呼んでる本山先輩は右へ。
本山先輩
本山先輩
じゃ
光流先輩
光流先輩
おつかれ〜
碧
お疲れ様でした〜
星奈
星奈
あ、私も今日はそっち
弥生
弥生
え、星奈こっちじゃないの!?
碧
迎え?
星奈
星奈
うん、本屋のとこ
星奈
星奈
弥生自転車?
弥生
弥生
うん
碧
平田先輩もですか?
平田先輩
平田先輩
ああ
碧
じゃあ、弥生バイバイ!
星奈
星奈
平田先輩お疲れ様でした!
弥生
弥生
バイバイ〜…
平田先輩
平田先輩
おつかれー
2人で取り残されてしまった…
平田先輩
平田先輩
じゃあ帰るかな
弥生
弥生
そうですね
駄目だ、心臓に悪いこの状況。
弥生
弥生
ひ、平田先輩はどっち方面ですか?
平田先輩
平田先輩
駅まで自転車
弥生
弥生
え、ということは電車通ですか?
平田先輩
平田先輩
うん
こんなやり取りをしながら、
平田先輩は歩道の端っこのブロックの上を
危なげもなく歩いてる。

すごいよこの人
下も見ずにこんな所歩いてるよ
軽業師だね←
サーカス団入ってますか?←
弥生
弥生
あ、でも言われてみると
先輩電車通っぽい感じします
平田先輩
平田先輩
田舎から通ってそう?ww
そんな冗談を言う先輩。
かわいいです嫁にしたい←
弥生
弥生
いや、そうじゃなくて!
大人っぽいといいますか!
いやでも歩道のブロックの上歩くとか
子供っぽいか?
落ちたらワニに喰われるとかよくやったなぁ←
先輩がブロックの上を歩いてるから
ほんの少しだけ、先輩の目線の方が高くなってる。

……新鮮。

いや別に先輩の身長が低いって言ってる訳じゃなくて!
平田先輩
平田先輩
身長低いのに?
うおっ心読まれた!?
弥生
弥生
雰囲気がってことです!
平田先輩
平田先輩
身長低いは否定しなかったなw
弥生
弥生
いやあのっ
どうしよう事実だから
フォローのしようがない←
平田先輩
平田先輩
まあ確かに俺の方が身長低いもんな
そう言ってブロックから降りる。
先輩の目線の位置がぐっと下がる。
弥生
弥生
…先輩って身長何cmですか?
ふと、尋ねてみた。
平田先輩
平田先輩
…160cm。
先輩がふっと目を逸らす。
弥生
弥生
…嘘ですよね?
だって私の身長が163cm。
割と目線の高さに差があるのに
3cm差な訳がない←
平田先輩
平田先輩
…156.5…
意地のようにつけられた「てん5」に
何故か胸がきゅんとする。
弥生
弥生
かわいい…
思わず零れた本音。
平田先輩
平田先輩
嬉しくな
若干呆れ顔の先輩。
平田先輩
平田先輩
やっぱもうちょい身長欲しかった
弥生
弥生
先輩はそのままがいいと思いますよっ
平田先輩
平田先輩
いや、なんかさ、
女子を見上げるって…
平田先輩
平田先輩
なんか…なんか嫌なんだよな
それって……
自分より背の高い女子は、

恋愛対象外…ってことですか…?
弥生
弥生
……せんぱ
晴樹
晴樹
弥生っ!
顔を向けると、晴樹が自転車をひいてこっちを見てた。
あ…もう自転車置き場だったんだ…
平田先輩
平田先輩
じゃあ、おつかれ
そう言って先輩はさっさと歩いてく。
弥生
弥生
あ、お疲れ様でした〜……
晴樹
晴樹
お疲れ様でした!
聞けなかった…


……もっと先輩と話したかったな。
晴樹
晴樹
貸してた生物の教科書、
返して貰ってないよな?
弥生
弥生
あ…そうだった
昨日借りてそのまま…
弥生
弥生
あ、ごめん家だ
晴樹
晴樹
出来れば今日
もう返して欲しいんだけど
弥生
弥生
わかったじゃあウチまで取り来て
自転車に鍵さして、
今日はひとまず帰りますか。