第3話

病室No.001
1,982
2019/01/12 10:16
【注意書き⚠】

・ご親族様は必ずお読みください
・この部屋は6人部屋となります
・入院しているベットの並びは下のようになります
・なお器具の破損及び危険な部分がありましたらお呼びつけください


病室No.001_______

| DJふぉい MG脇 |


| DJ銀太 DJ社長 |


| DJまる ―――――|
_____ 扉 ______












あなた「あー…ふぉいくん採血の日だ」

この棟で知らない人はいないほどふぉいは採血嫌いなのだ。
採血って言葉を聞いただけで叫んだり暴れたりするほど採血が嫌いで、唯一採血出来るのがあなたくらい。
「頑張ったらご褒美あげるから」
とか言っているのだ。



ピーッピーッピーッ




あなた(あ、いいタイミングでナースコールを鳴らしてくれたもんだな)

病室No.001に向かった




あなた「はーい。なんでしょー」

まる「ねーあなたちゃん。ひま」

社長「あなたが怒ってない!?」

あなた「うるさいなwwてかふぉいくんは今日採血だから。」

ふぉい(ピクっ)

あなた「ふぉいくん頑張れそ?」

ふぉい「採血いやあああ(泣)」

あなた「頑張ったらご褒美あげるから?ね?」

ふぉい「絶対ご褒美ちょうだいね!?!(泣)」


まる「ふぉいだけずるいー」

社長「そーだそーだー」

銀太「てかふぉい!泣くなよ!」

脇「俺らも泣くぞ!」


あなた「うるさい。ふぉいくん行こ」
(ふぉいを引きずる)

ふぉい「うぁあああ」









【いよいよ採血するよ】

あなた「じゃあ力抜いてねー」

ふぉい「うっ…(泣)」




あなた「はーい終わったよ。頑張ったね、暴れなかったじゃん」

ふぉい「痛いぃ…てか!ご褒美!」

あなた「あぁ。どーする?」

ふぉい「血がいいな」

あなた「それでいいのね?」


そう、ふぉいは【遺伝性吸血症】

時々血が飲みたくなるんだって


《病名》
遺伝性吸血症

(症状)
他者の血を異常に欲しがる。
進行すると血を求める吸血鬼となる。
治療法は番となれる人物を探し
キスを交わす。







ふぉいはすごく血が飲みたくなる時があって
みんなの血を飲まないように頑張って我慢をしている。
実際凄く血が欲しい時には私のところに来るんだけどねw









【病室に戻って】

ふぉい「みんな褒めて!俺暴れんかった!」

一同「まじで言っとー?」

あなた「ほんとほんと。めっちゃ頑張ってた」

社長「あのふぉいが…」

まる「暴れなかった?…」

銀太「そーいや破壊音も聞こえんかったし」

脇「発狂も聞こえんかったな…」




あなた「あ、また1ヶ月後採血だから」

ふぉい「…」



















患者名

「DJふぉい」


病名

【遺伝性吸血症】










次回に続きます

プリ小説オーディオドラマ