第21話

亜嵐side
2,401
2019/05/27 10:14
あなたになんも言わず出てきたけど大丈夫かな?
そんなことを考えながらもなんとか全員あなたの誕生日プレゼントを選び終えて帰宅した。
帰ると、あなたがリストカットをしていた。
意識がない。あなたの目からは綺麗な雫が流れていた。
啓司
啓司
あなた!?
聞こえるか!?
私
・・・
AKIRA
AKIRA
涼太救急車!
片寄涼太
片寄涼太
はい!
救急隊員
大丈夫ですか!?
中務裕太
中務裕太
俺らが帰ってきたらこの状況で・・・
救急隊員
まだ息はしているので、○○病院へ運びます1人誰かついてきてください!
白濱亜嵐
白濱亜嵐
はい!俺が行きます!
AKIRA
AKIRA
じゃあ俺らも車で○○病院まで向かうからそこで合流しよう。
白濱亜嵐
白濱亜嵐
わかりました。
白濱亜嵐
白濱亜嵐
あなたのお兄さんに連絡しといて貰えますか?
AKIRA
AKIRA
わかった。
俺は救急車の中でずっと手を握っていた。
ごめんな。1人にして。不安にさせて。
もう1人にしないからお願いだから戻ってきて。
手術が行われた。
割とすぐ終わって先生がでてきた。
片寄涼太
片寄涼太
大丈夫なんですか!?
医者
大量の出血でしたが、輸血をしたのでおそらく大丈夫でしょう。
しかし油断はしないでください。
片寄涼太
片寄涼太
そうですか。
ありがとうございます。
タタタタ
與真司郎
與真司郎
あなたは!?あなたは大丈夫なんか!?
ハァハァ
登坂広臣
登坂広臣
あっ、お兄さん!
AKIRA
AKIRA
輸血して貰って、一応大丈夫らしいです。
啓司
啓司
申し訳ありませんでした。
俺らがあなたを1人にしたばっかりに。
與真司郎
與真司郎
怒りたいとこやけど、多分あなたはそれを望んでないから。でもこれからはあなたを絶対に一人にせんとって。
啓司
啓司
もちろんです。
與真司郎
與真司郎
病室行こか。
全員
はい…
あなた心細かったんだろうな泣
もうあなたを1人にしない。

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