第37話

33話
3,426
2021/10/31 05:01
ピピー!!
審判
礼!
バレー部員
あざした!!
黒尾 鉄郎
研磨〜、あなたの下の名前ー!ウェーイ!
弧爪 研磨
クロ、そーゆーのだるい
(なまえ)
あなた
優勝、おめでと
黒尾 鉄郎
焼肉のためだもんな( *¯ ꒳¯*)✨
弧爪 研磨
アップルパイ☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
(なまえ)
あなた
分かってる。ジィちゃんに頼むよ
黒尾 鉄郎
あ、一応勝った報告しといた方が良くないか?
弧爪 研磨
確かに……この後食べに行くんだったら準備しといてもらわないとね
(なまえ)
あなた
了解、なら電話していい?
黒尾 鉄郎
勿論。もう解散だしな


プルルルル プルルルル(📞´-`)oO()




(なまえ)
あなた
あれ?電話出ない?
弧爪 研磨
家には居るんでしょ?
(なまえ)
あなた
うん。家から出ないでって伝えたんだよ?
黒尾 鉄郎
寝てるだけかもしんねーし。今から家に行くぞ!


というわけで、3人で僕の家に向かうことに
(なまえ)
あなた
クロは高校、何処に行くの?
黒尾 鉄郎
音駒っーつとこ
(なまえ)
あなた
研磨は?
弧爪 研磨
俺も多分同じ
黒尾 鉄郎
俺が抜けたあとの部活は、お前らに託したぞ✌️
弧爪 研磨
それはあなたの下の名前が頑張って皆をまとめるから
(なまえ)
あなた
なんで僕なのさ。人望の塊もないのに
黒尾 鉄郎
そうか?あなたの下の名前って、自分が思ってるより人に親しまれてると思うけど
弧爪 研磨
俺らは、あなたの下の名前の事信用してるし信頼してるよ
黒尾 鉄郎
あなたの下の名前の言うことは大体皆、聞いてくれるしな
(なまえ)
あなた
……それは僕があなたの名字家の娘だからでしょ?誰も、僕だから聞いてるんじゃない


僕って一人称で虐められることも何回もあった


・・
けど、僕があのあなたの名字家の人間ってわかった途端



ころっと態度を変えちゃって
(なまえ)
あなた
家柄関係なく心を通わせれるのは、今のとこクロと研磨だけだよ
黒尾 鉄郎
あなたの下の名前は普通に面白いもんな
弧爪 研磨
他の女子とは違うと言うか……着飾ってない感じが心地いいんだよ、一緒にいて
(なまえ)
あなた
……そっか、ありがと
黒尾 鉄郎
ほら、あっという間に着いたぞ
弧爪 研磨
早く起こしてご飯食べに行こ。お腹空いた……
(なまえ)
あなた
2人は親に連絡したの?
黒尾 鉄郎
あぁ、『あなたの名字さんだったら安心ね。楽しんできなさいよ〜』って
弧爪 研磨
声真似するのやめてよ。気持ち悪い
黒尾 鉄郎
気持ち悪いってッッッ!!
(なまえ)
あなた
研磨もいいの?
弧爪 研磨
うん
(なまえ)
あなた
じゃ、待ってて。すぐ呼んでくる


ガチャリ🗝
(なまえ)
あなた
ただいま……ッッッ!?


開けた瞬間、絶句した


ジィちゃんが、玄関で倒れていたのである


(なまえ)
あなた
ジィちゃん!起きて!目、開けて!


信じられないくらい大声を出したと思う



それくらい衝撃的だった



あのじいちゃんが……死んでるように倒れちゃってるだもん


黒尾 鉄郎
あなたの下の名前、そんな大声出してどうし……ッッッ!?あなたの名字さん!!
弧爪 研磨
う、嘘……
(なまえ)
あなた
ジィちゃん!しっかりして!
黒尾 鉄郎
研磨、今すぐ救急車呼べ!あなたの下の名前、そんなに揺らすな!
どうしよう……ジィちゃんにもしもの事があったら……


(なまえ)
あなた
ジィちゃん……お願いだよ……起きて……起きてよぉ(இдஇ`。)

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