第13話

🐈‍⬛
1,337
2022/11/10 12:54
あなたside



あなた

で、話って何?

健太
健太
それは、ある場所についてから話す笑
あなた

昨日私が戦ったところじゃあないよね?

健太
健太
さぁな?笑
なんでこいつ、呑気にヘラヘラ笑っていられる?



殴たい、





あなた

……!?零二!!

健太
健太
おっと知り合い?
あなた

どういうつもり?

健太
健太
見たら分かんだろ
零二
零二
パチッ……
あなた

零二、大丈夫

零二
零二
無事で良かったよ。
あなた

え……

あなた

なんでこんなにボロボロになるまで喧嘩するの、お兄ちゃんと喧嘩した時よりも酷いじゃんか……

零二
零二
仕方ないだろ、それよりあなたが無事で良かった、本当は、昨日の時点で助けに行けばよかったって後悔してたんだよ、だけど、祐仁さんに行くなって止められてたから、
あなた

来てくれてありがとう……

健太
健太
さて、あなた
あなた

立ち上がった時には遅かった……



あなた

グハッ……

健太
健太
弱くなったな笑
あなた

何すんの、

健太
健太
お前が、俺の女になってたら、こんなとはしないつもりで居たんだけどな
あなた

はぁ?それってどういう意味?

健太
健太
そのままんだよ、昔の事覚えてないのか?
あなた

覚えてるわけないでしょ……それに、あんたから、消えていったクセによく言うよ

零二
零二
それ以上あなたに手を出すな
健太
健太
まだ戦える自信があるだな笑
あなた

それ以上、零二には手を出さないで

零二
零二
何言って、
健太
健太
よく1人で乗り込んで、俺がいる所まで来たよな。それに、これで人質は揃った、あとは呼び出すだけなんだよ
あなた

お兄ちゃんたちは来ない。そんな簡単に

健太
健太
来るさ、お前らが人質で殺されるなんて知ったらな笑
あなた

え……

健太
健太
助けに来なければお前ら4人を殺す予定なんだよ。
あなた

そんな……

健太
健太
だから、来なかったら、本当に、これが最後の命だと思った方がいいと思うけどな
零二
零二
絶対に、死んだりしない。何がなんでもな
健太
健太
まあ、そう言ってろ




ここで私たちは殺させる……そんなの嫌だよ……




もっと生きたいよ、なんで……



お兄ちゃん、お願いだから来て……



あなた

零二、立てる?

零二
零二
肩貸してくれたら問題ない
あなた

わかった

私は、零二の傍に行き肩を貸した。




零二が初めてお兄ちゃんと戦ってボロボロに負けたぐらいの傷の量



楓士雄でも、互角なのに、



でも、零二助けに来てくれてありがとう



あなた

部屋で手当するから、少しだけ辛抱して

零二
零二
悪い、いつもしてもらってばっかりだな笑
あなた

もう、慣れたよ、あのさ零二

零二
零二
あなた

私の前から消えていかないよね。

零二
零二
何言ってんだよ、消えるわけないだろ
あなた

だよね、良かった笑

零二
零二
おう
零二
零二
なんで、そんなこと聞いたんだ?
あなた

なんでだろうね、

零二
零二
あのさ、タイミングがあれなんだけど、あなたの事が好き。俺と付き合って欲しい、幸せにしたいんだよ
あなた

ありがとう……でも考えさせて

零二
零二
わかった、気長に待つ笑
あなた

うん



これで告白をされたのが2人目……






司、零二のどちらかを選ぶのか……




私の本当の気持ちは?




考えてると頭が痛くなる。健太の事がずっとよぎって



また、私の前から、居なくなったりしちゃうとなると……




恋ができない……







私は本当に幸せになっていいのだろうか……










あなた達が殺されるまであと7日









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