第33話

新学期
784
2018/10/22 09:11
はい!
夏休みも終わり←いや、早っ!by大毅
新学期!
受験に専念しま~す……
あなた「くそぉ」
重岡「どしたん?笑」
あなた「馬鹿になりたない……」
重岡「嫌みやんけそれ!」
神山「わからへんの?」
あなた「いや、その、何というか」
私は行きたい大学がある
それは、智と同じ学校へ行くこと
でも、高校の先生に留学しないか?と言われてる
まだ、誰にも言ってないけど
神山「さっきから英語しかしてへんやん!」
あなた「分からへんねんもん!」
神山「教えよか?」
あなた「いや、自力でやる!」
あ、ここ
図書室です
今、さくら待ってるとこ
さくら「ゴメン!遅れたぁ」
あなた「よし!」
今から話そう
あなた「皆に言いたいことある」
三人「何?」
あなた「私ね、先生に留学しないか?って言われた」
さくら「り、留学!?」
重岡「まじなんよな?」
神山「………」
あなた「私は、迷ってる」
さくら「なんで?」
あなた「留学は経験出来ないことでもある。やから、やってみたい気持ちはあんねん」
重岡「じゃあ留学したら?」
あなた「智と離れたくないんや」
神山「!!」
さくら「ここまでのイイコ居らんよ…」
あなた「イイコやない!」
さくら「周りのことみてて、彼氏は気にして」
重岡「決めるのはあなたやで」
あなた「智の気持ちを聞きたい」
神山「……」
神山(どうしよう……)
あなた「智?」
神山(結婚したいんや…)
神山「……いかんといて」
あなた「……分かった」
さくら「あなた、自分の気持ちは?」
あなた「……行きたい」
重岡「え……」
あなた「でも、今まで智は私にたくさんのことしてくれた」
さくら「……」
あなた「やから、少しでも智の傍に居りたい」
重岡「そっか」
さくら「あなたがそれでいいなら反対はしない。でも、後悔しても知らないからね?」
私は頷いた

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