第7話

7.
1,124
2023/07/26 18:42
安室透side
彼女にポアロでお昼を食べるのはどうかと勧めると行ってみたいと言ってくれた
ポアロまで向かっていると突然彼女から喋りかけられた
あなた
そういえば、まだお名前言ってなかったですよね
あなた
私はあなたの名字あなたの下の名前です
あなた
貴方は…
安室透
僕は安室透です。あなたの下の名前さんとお呼びしても?
あなた
はい、大丈夫です!じゃあ私は安室さんと呼ばせてもらいますね!
満面の笑みで言ってくるこの子はあなたの名字あなたの下の名前と言うらしい。
安室透
是非そう呼んで下さい、!ところであなたの下の名前さんはこの町にあまり来ないんですか?
僕はここで1つあなたの下の名前さんに質問をしてみた。ここで何と返すか…
あなた
え?あーはい。恥ずかしい事にこの町に来たのは良いんですが何も知らなくて…笑
僕の質問に対して初めは拍子抜けな顔をしたが直ぐに少し笑いながら答えた
安室透
そうだったんですね!米花町にはどのようなご要件で来たんですか?
あなた
…お使いですね!
安室透
…お使いですか?
あなたの下の名前さんは一瞬戸惑った様だった…、質問に対しても少し間がある。
あなた
はい!私の友人が今日誕生なんですけど、お寿司を食べたいらしくて...!米花町の米
花いろはで寿司をお持ち帰りするはずだったんですが、お持ち帰り担当の子が風邪引いちゃって...笑
あなた
それで私じゃんけんに負けちゃったので米
花町に来たんです....!
安室透
これは嘘だな…やっぱりこの子は組織の人間の可能性が高い。
安室透
ご友人の為に違う町まで来られるとは…、とてもお優しいで___














危ない!!!!
女の子が道路に!!
安室透
ッ!
女性の大きな声が聞こえた方を見ると女の子が道路の真ん中で転けていた、その道路には信号が赤なのにも関わらずトラックが突っ込んできていた
急いで走ったが、間に合うか…!
すると僕が走った方向と逆の方から小さく余裕でしょ、と聞こえたその時…!
ダッ!
安室透
!!?
僕の方が先に走り出したのにも関わらず後ろにいたあなたの下の名前さんが物凄いスピードで僕の横を通った
あなたの下の名前さんは直ぐに女の子の元に着いたがトラックはもう目の前…このままじゃ…!
お姉さん!危ないよ!
あなた
だいじょーぶ!
あなた
安室さん!この子頼みますっ!
安室透
…!
あなたの下の名前さんは今にも泣きそうな女の子に笑いかけると女の子を僕の方に投げてきた
僕は女の子を無事キャッチできたが、このままだと!
安室透
あなたの下の名前さん!!!
あなた
大丈夫です!
ダッ
彼女はトラックが来ると同時に上へ飛び助手席から中に入りブレーキを押した…。
あなた
…一件落着かな

プリ小説オーディオドラマ