第2話

第2話
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2020/11/04 10:43
電話をきってからぷりっつさんは家をとびだして近くの大病院に向かった。
ぷりっつ
ぷりっつ
なんだよ。なんでだよ。アマルが事故にあったって。




さっきのあっきぃからの連絡はアマルさんが事故にあったという話だった。








~病院の前~
ユッカ
ユッカ
あっ!ぷりちゃん!
外でユッカさんが待っていた。
ぷりっつ
ぷりっつ
ユッカさん!アマルは?
ユッカ
ユッカ
俺もよくわからない。あっきぃがアマルさんについてるから、早く行こう
ぷりっつ
ぷりっつ
うん
アマルさんの病室についた。


ガラッ
からつけあっきぃ
からつけあっきぃ
あっ。ぷりちゃん
そこには涙を流したあっきぃがいた。
ぷりっつ
ぷりっつ
アマルは?大丈夫なん?


あっきぃは少し下を向いて首を横に振った。
ぷりっつ
ぷりっつ
え?...
ユッカ
ユッカ
...
からつけあっきぃ
からつけあっきぃ
もう無理だって。頭を強くうったみたいで、出血も多くて。耳は聞こえてるみたいだから話しかけてるんだ。

ぷりっつさんはそれを聞くと、アマルさんに近づいた。
からつけあっきぃ
からつけあっきぃ
ぷりちゃん...
ユッカ
ユッカ
...

そしてアマルさんの手を握って、
ぷりっつ
ぷりっつ
負けんなよ。アマル。トラックにぶつかったからってなんだよ。
からつけあっきぃ
からつけあっきぃ
ぷりちゃん。
ぷりっつ
ぷりっつ
明日みんなで動画とるって約束したやん。とびっきり面白いのつくるんやろ?起きろよ。

それをいったとたんアマルさんの目から涙が一粒流れた。
ユッカ
ユッカ
ユッカ
ユッカ
アマルさん、なにか言ってない?
ぷりっつ
ぷりっつ
え?

よく聞いてみると
アマル
アマル
ご...めん...な。
ぷりっつ
ぷりっつ
え...
アマル
アマル
ぷり...つ。ごめ...ん
ぷりっつ
ぷりっつ
謝るなよ!アマル!諦めるな!アマル!
ぷりっつ
ぷりっつ
アマルさんは最後の力を振り絞って、ぷりっつさんの手を握った。
ぷりっつ
ぷりっつ
アマル...

その瞬間ピーとなった。













アマルさんはぷりっつさんの手を握ったまま息をひきとった。

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