第88話

思わぬ展開
1,878
2022/07/25 15:53





1️⃣山田一郎
1️⃣山田一郎
わりぃ。待たせたな。
(なまえ)
あなた
いえいえ!全然待ってないですよ!
1️⃣山田一郎
1️⃣山田一郎
実はな………疑っちまってワリぃけど、さっき乱数に電話したんだよ。
1️⃣山田一郎
1️⃣山田一郎
お前が本当にあなたっていう確信が欲しくてな。
(なまえ)
あなた
なるほど、そうだったんですね…!
私は全然大丈夫ですよ!





それでも、申し訳無さそうな顔をしている一郎さん。






本当に気にしなくても大丈夫なのにな………。






1️⃣山田一郎
1️⃣山田一郎
なんせ俺は、あなたの本当の姿を知らねぇ。
1️⃣山田一郎
1️⃣山田一郎
まぁ乱数に聞いたところ、アンタは本当に俺の知っているあなたで合っている言っていた。
1️⃣山田一郎
1️⃣山田一郎
本当に悪かった……。



そう言って、一郎さんは頭を下げた。



私はなんて声をかければ良いか分からなかった。



でもきっと、私が何を言ったとしても一郎さんは罪悪感を感じてしまうかもしれない。

なら私が言う言葉は、言いたい言葉は______






(なまえ)
あなた
ありがとうございます一郎さん。



そう言うと、一郎さんは顔を上げた。

目を見開いていて、表情だけで一郎さんが何を思っているか分かってしまった。




1️⃣山田一郎
1️⃣山田一郎
ど、どういうことだ…??
1️⃣山田一郎
1️⃣山田一郎
俺はお礼を言われることなんて、何も………


(なまえ)
あなた
だって一郎さん。私が本当にあなたとも限らないのに、
(なまえ)
あなた
私があなたといった瞬間、人の目に触れないよう慌てて自分の家へ入れてくれたでしょう…??





………そう。

私は自分のウィッグが取れてることなんて気付いていなかった。





あのとき一郎さんが気付いてくれなかったら………

貴方が誰にでも優しい人だから………だから、私は………






(なまえ)
あなた
本当に……嬉しかったんです。
(なまえ)
あなた
ふふっ、気付いてくれたのが一郎さんで良かった!




私は一郎さんの暖かさに触れ、先程までの虚しい感情なんか忘れ、心からの笑顔を一郎さんへ向けた。




すると一郎さんが目を見開きながら、次第に耳を真っ赤にさせていた。



え………。き、急にどうしたんだろう………?








(なまえ)
あなた
あ、あの………大丈夫ですか…?
(なまえ)
あなた
ハッ!も、もしかして熱が出てしまったんじゃ…!!
1️⃣山田一郎
1️⃣山田一郎
い、いや…これは、その……あんまり気にしないでくれ//
1️⃣山田一郎
1️⃣山田一郎
俺は大丈夫だ……///
(なまえ)
あなた
なら、いいんですけど………あんまり無理しないでくださいね?
(なまえ)
あなた
何かあったら、すぐに言って下さい!
(なまえ)
あなた
私じゃ力不足かもしれませんが…それでも!一郎さんの力になりたいんです!!
1️⃣山田一郎
1️⃣山田一郎
っ!




すると、一郎さんがこちらに近付いてきて、次の瞬間には、私は一郎さんに抱きしめられていた。






_______ッヘ?………………えっ!

ど、どういう状況なの…これッ!?!?////






〜次回へ続く〜

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