着いたと言われたものの、今目の前にある建物は初めて見る場所だ…。
そしてなんと言っても大きすぎる…。
無花果さんが暗証番号を押して、ロックを解除し自動ドアが開く。
ウィーン)🚪
トテトテ…
無花果さんと長い廊下を二人で歩く。
ガチャ)🚪
歩いて行ったら、無花果さんがある部屋の扉の前で止まった。
そして、扉を開けると……
着物で着飾っている、会いたかった2人がいた。
その後、全員で「明けましておめでとう」と言い合った。
すると、無花果さんと合歓ちゃんが私を着飾ってくれた。
話を聞くと、何とこの家は乙統女さんのご自宅らしい。
やっぱり総理大臣のご自宅って立派だしセキュリティも凄かった。
【場面は変わって夜🌃】
今日は皆さんとショッピングやスキー場、遊園地などに行った。
そして今は、高級ホテルにいる。
はぁ~どれも楽しかったなぁ〜!
あ、でも………
すると後ろから誰かに抱きしめられた。
そう言われた瞬間、何故か心の中が暖かくなって、泣きそうになってしまった。
そしてその後は、部屋の中でカルタや百人一首などお正月にする遊びをやった。
私と合歓ちゃんは眠たくなってしまったので、もう寝ることにした。
しかし無花果さんと乙統女さんは仕事があるようで、まだ起きるらしい。
(※因みに皆同じ部屋)
ホテルの人は、全員用の部屋を用意するといったのだが、3人が断固として同じ部屋にすると言い許可しなかった。
この3人が企んでいたのは……
カシャ)📸
あなたさんの寝顔を取ることでした!
そして見事、皆のホーム画になりました!!
番外編、お正月編_終わり
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。