耳郎side
麗日がそう口にする。
確かに心配だ。
いくらなんでも4人の強敵相手に1人って…
あなたがモニターに出てくると、
入れ替わりのように相澤先生ともう一人やってきた。
ズーーンッ
確かにまだ卵だけど…ハッキリ言い過ぎ…
何やら目隠しをして全身黒に、白髪の高身長。
明らかに変質者っぽい。
なんか、声どっかで聞いたことあるような…
…五条?
うちの声が聞こえたのか、
五条さんはこちらを振り向くと手を振ってきた。
何となく手を振り返すと、葉隠と芦戸来た。
ズイッと近づいて聞いてくる。
嘘っぽいけど。
芦戸と葉隠がキャーキャーしてるうちに、
五条さんはオールマイトの近くまで行って「マイクちょっと貸してねー」と言って話しかけていた。
「どうぞ!」と、驚きもせずにマイクを貸すオールマイト。
あなたの彼氏(仮)って不思議な人だな…
そう言うと、あなたは驚いたような顔して
辺りを見渡しカメラを見つけた。
そう言うと、あなたは顔をしかめる。
モニターに映るあなたの顔がさらに険しくなっていく
あなたがモニターに向かって中指を立てる。
「てめぇ殺すぞ」と口パクで言っているのがわかった。ご立腹だ
五条さんがそう言うと、あなたはため息をついて歩き始めた。
五条さんがあなたの事を好きなのは分かる。
____次回もよろしくお願いします!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。