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第43話

役目
あなたside





あのバレンタインデーの日から1ヵ月半が過ぎた




隆はずっとツアー中だったし、私は決算の仕事が大詰めを迎えていて毎日バタバタしていた





あの日...






隆は電話やLINEをくれたけど、私は帰ってきてシャワーを浴びてすぐ眠ってしまった





隆を思い出す度宇野ちゃんも思い出し、涙が目から溢れた




同じステージに立ち、可愛くて綺麗で歌もダンスも上手で、私よりずっと前から隆のことを知っている...そんな宇野ちゃんに勝てるわけがないと思っていた





でもツアーが終わったらいつまでも逃げてはいられない、そう心のどこかで思っていた





翔にもあの日私が見た事は伝えていない
でも私が弱音を吐けるのは隆と私両方を知っている翔しかいないとも思っていた



Nissy side





ソロツアーも無事終わり、数日はオフになる




その後はソロとAAAでの新曲のMV撮影や雑誌の取材等で、そこまでは忙しくはならないだろうと思っていた





あなたに会うならこのオフの数日が勝負だと思った




電話もLINEも返信がない彼女にどう対応すべきか悩んでもわからなかった




でも会って話がしたい、顔が見たい、そう思っていた
翔
Nissy、今日この後の予定は?
Nissy(西島隆弘)
Nissy(西島隆弘)
特にないよ
何かある?
翔
あなたのところに行こうと思ってるんだけど、良いかな?
実はバレンタインデーの日以来連絡しても返信がないんだ
経理部の知り合いに連絡して毎日出社はしてるって聞いたから、元気だとは思うけど...
Nissy(西島隆弘)
Nissy(西島隆弘)
うん、オレが連絡しても何も返信がないんだ
オレも行きたいけど、オレがいたらあなたが嫌がって翔もあなたと話せなくなるかもしれない
翔には話すはずだから、オレは部屋の外にいるから翔だけ部屋に入って話聞いてくれる?
翔
うん、わかった
とりあえずは行ってみよう!
Nissy(西島隆弘)
Nissy(西島隆弘)
うん...




翔の運転する車に乗り、あなたのマンションへ向かった




ピンポーン




インターフォン越しにあなたが返事をした
あなた
あなた
はい...
翔
オレだけど、今話せる??
あなた
あなた
翔っ!
今玄関に行くね



ガチャ!
あなた
あなた
翔...
あなたside




私は翔の顔を見た瞬間安心感から泣いてしまった




翔は頭をぽんぽんして、話を聞きに来た、とだけ言ってくれた