▽side
仕事が終わりゆうやの部屋にいった
寝てる、可愛いすぎだよ〜
実は前からゆうやのことを見ていて、好きだった
だから今俺の番になってくれて嬉しい
まぁ無理やり噛んだんだけどね
ゆうやの頭を撫でていると
♡「んんー」
▽「おはようゆうや」
♡「えっ?社長おはようございます」
▽「タメでいいよそれと俺は増田貴久、貴久って呼んで?」
♡「はい……あっ、うん」
▽「次の発情期いつ?」
♡「そろそろだと思う」
▽「じゃあ子作り始まるから頑張ろうな」
♡「うん」
♡side
オメガは所詮子供を作る穴でしかない
俺の理想はもっと愛されて子供を作りたかった
こんな愛のない子作りだなんて生まれてきた子も可哀想だよ
はぁ……何言っても聞いてくれないだろうな
次の日
♡「はぁはぁはぁ」
苦しい……ついに発情期が来てしまった
子供できちゃうのかな……
▽「ゆうや〜ご飯だよっうわっすごい匂いっ」
♡「たかひさぁぁ」
▽「よしっやるか」
♡「はぁはぁやだぁぁやめてっんっあっ」
貴久は俺の服を脱がせてモノを触った
貴久のものが中に入ってきそうな時に
♡「やだっんっあっやめってっ」
必死に抵抗した
▽「何が嫌なの?」
♡「うぅ〜(´;ω;`)」
泣いてしまった
▽side
ゆうやとの子供を作るために中に入れようとしたら、ゆうやは必死に抵抗して嫌がった
そしてついに泣いてしまった
▽「はぁ、もういいよ薬飲んどけよ」
♡「はぁはぁはぁ」
俺は出ていった
やっぱ無理やりダメだったかな
もういいや、子供は他の人に頼もう
♡side
俺は抑制剤を飲んで何とか落ち着いてきた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!