ころんside
本当は、分かっていたんだ、るぅとくんは、なーくんがやったって事。
でも、考えたくなかった。
思わず、腰を抜かしてしまった。
言葉のない圧力で、通報すれば、お前は殺す。しなければ、殺しはしない。という事が伝わってきた、
バチッ、
え?
やばい、意識が・・・
ななもりside
ころちゃんがきた事は、予想外だった。でも、事は、上手く進んでる。ころちゃん所に行く手間も省けたし、一石二鳥かな、
次は、さとみくんだけど、ころちゃんの監禁の準備しなきゃだし、明日にしよ!
莉犬くんは、さとみくん殺してからだな、ころちゃんは、違うへやで、
よし、(ころちゃんをお姫様抱っこ)
いくか、
ガスッ
うっ、ゴホッゴホッゴホッ、
バタン、
さとみside
は?なんで、二酸化炭素なんか・・・、あっ、そういえば、二酸化炭素は、30%程にすると、意識を失う。その後、正しく処理しなければ、死ぬ、っていう記事を見たような、
ってことは、、、
うっ、やっぱりか、やばい、眠くなってきた。やばい、もう、むり・・・
ドサッ、
ころんside
~夢~
───でも、言葉で信用する程、信用してないからね───
僕って信用されてないの?
僕って必要なのかな?
僕の居場所なんてあるの?
たった一つの場所、すとぷりが崩れかけてる。いや崩れてる。
じゃあ、居場所なんてないのかな。
ななもりside
さとみくんは、性癖だけど、俺性癖ないからなぁ、
あっ、りけんくんのも含めて、爪とか指とかだんだんちぎっていこ!
よし!じゃあ、明日は、頑張るぞ!
──朝──
バタン
あとは、ころちゃん
そろそろおきるかな?
うーん、離したら、通報されるにきまってる、・・・それなら!
ザクッ、
ザクッザクッザクッザクッグシャ、グシャ!
ボロボロ
グサッ
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!