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コンコンコンココンコン
声でわかるよ。
めっちゃ喜んでるやん笑
他愛のない話をしていると
私、ここで確信しました。
○○先生絶対気づいてる。
そう言って頬を膨らませる。
この子…今度はめっちゃニヤけてる
今度はシュンとしてるし…面白すぎる
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それはそれで…色々と問題なんですが。
…話が進んでいく中、私は先生の言葉に引っかかっていた。
〝みんなと違って…大人だし〟
なんだかそう考えると先生との間に距離…溝を感じた。
大人と子供という壁を乗り越えることはどんなに難しいことか、改めて気付かされた気がした。
そりゃそうだよね。先生と生徒の恋が叶うなんて。
所詮漫画や映画でしかないのかも。
そう思うと悲しくなってきて…
そこに__
そう言ったあと彼は私たちに気づいて手をひらひらと振ってくれた。満面の笑みを向けて。
それに対して友達もとびきりの笑顔で返す。
君は気づいてなかったかもしれないけどその後彼は機嫌がよかったんだからね。
君の笑顔のおかげか、なんなのか。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。