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第4話

#4
166
2018/06/25 12:15
私
ぴょんぴょんぴょんぴょんッ
友達
友達
なになになんなん
私
何となく。
私
にょろにょろにょろにょろ〜
友達
友達
いや、だからなにそれ笑
私
海藻の真似
友達
友達
ぶっ!!
私
この前従兄弟と遊んだんだけどさぁ、その子ねアリエルごっこ始めたわけよ。
友達
友達
なぜに?
友達
友達
ほぉ
私
そしたらその子さあ「私ちゃん、海藻役やって〜!!」って。酷くない?!
友達
友達
やば笑その子最高笑
先生(彼)
くくくッ
私
先生まで?!
先生(彼)
面白いなって笑
......................................................
私
ねね、お願いっ一緒に付いてきて…
友達
友達
どこに?
私
○○先生のとこ
友達
友達
んー?いいよ
私
あああやばい笑緊張笑
友達
友達
何をいまさら笑
ほらコンコンしてきな!
コンコンコンココンコン
友達
友達
鳴らしすぎ笑
私
あ…失礼します…3年2組…(私)です…
○○…先生に用があって、、、来ましたっ
先生
んー?ちょっとまってて〜
私
はいっ
友達
友達
どうだった?
私
緊張しすぎて笑
友達
友達
声震えてたよね笑面白い
私
笑うでないっ
先生(彼)
あ、友達さんと私さん!
友達
友達
先生ッ
声でわかるよ。

めっちゃ喜んでるやん笑
他愛のない話をしていると
先生
なになに〜?なんの話してるのッ?
私
うおっわぁ!
友達
友達
驚き方笑
先生(彼)
あ、○○先生、こんにちは!今恋の話してたんです
先生
へぇ〜友達は好きな人いるの?笑
私、ここで確信しました。

○○先生絶対気づいてる。
友達
友達
!?…さぁ、内緒です笑
先生(彼)
そう、友達さん前も教えてくれなかったんですよ〜
そう言って頬を膨らませる。
この子…今度はめっちゃニヤけてる
友達
友達
(ニヘニヘ)
私
ふはっ…ははははは
先生(彼)
え?なになに
先生
急に笑…どうしたの
私
いや、その…ごめんなさい笑
先生(彼)
あ!そうだ。僕日誌出してきます!
先生
行ってらっしゃい
今度はシュンとしてるし…面白すぎる
友達
友達
先生、、、お話したいことがありまして…
私
わ、私もっ
先生
…じゃあ隣の教室行こっか。
先生
やっぱりね
友達
友達
気づいてましたか?!
先生
うん笑
私
わかりやすいもん笑
友達
友達
あんたに言われたくないわい!笑
先生
私さんもわかりやすいよね。
私
えぇ?!
それはそれで…色々と問題なんですが。
友達
友達
告白したら困らせちゃいますかね。
先生
流石にもう大学生だし大丈夫でしょ。みんなと違って…大人だし。
友達
友達
…ですよね!
先生
手紙で渡すの〜?
友達
友達
どうしようか迷ってて…!
…話が進んでいく中、私は先生の言葉に引っかかっていた。



〝みんなと違って…大人だし〟



なんだかそう考えると先生との間に距離…溝を感じた。

大人と子供という壁を乗り越えることはどんなに難しいことか、改めて気付かされた気がした。

そりゃそうだよね。先生と生徒の恋が叶うなんて。

所詮漫画や映画でしかないのかも。

そう思うと悲しくなってきて…

そこに__
先生(彼)
○○先生〜担当の先生居なくて、、、日誌見てもらえませんか?!
先生
あー了解〜お疲れ様
先生(彼)
はい、
そう言ったあと彼は私たちに気づいて手をひらひらと振ってくれた。満面の笑みを向けて。

それに対して友達もとびきりの笑顔で返す。


君は気づいてなかったかもしれないけどその後彼は機嫌がよかったんだからね。

君の笑顔のおかげか、なんなのか。
友達
友達
先生!私諦めないでちゃんと思い伝えます!
先生
うん。友達の思うようにしてきな
先生
…時間大丈夫?
私
あ、ありがとうございました!
友達
友達
した!
先生
いーえ笑

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