前回から始まった麦わら天地神の対決。
今回は追われる者同士の戦闘をご覧あれ!
ロビ「あら?意外と詳しいのね。」
ロビ「私と?うふふ…変わった人ね。いいわよ?」
ロビ「えぇ…どこからでもきなさい?」
ロビ「ぐっ……!力が……。」
ゴゴゴゴ…
ロビ「!?なにが起きているの…?」
ロビ「ぐわぁぁぁぁ!!」ズキズキ
ロビ「はぁ、はぁ…………」ズキズキ
ロビ「………『体咲き』」シュンッ
ロビ「………どこを見てるのかしら?」
ロビ「……『三十輪咲き』…」
ロビ「あら、逃げるつもり?」
ロビ「ホント 酷い人…」
ロビ「させないわ。『クラッチ!』」バキバキバキ
ロビ「……さて、少しだけ話を聞いてあげるわ。どうして私とお話したかったの?」
ロビ「あら、それだけ?」
ロビ「…そうね。ずっとずっと、追われてると苦しくなるわ。私はオハラの生き残りってだけで懸賞金を掛けられ…ついにはバロックワークスに利用され。…死にたいと思ったことがたくさんあった。」
ロビ「でも、もう辛くないのよ?」
ロビ「だって…私には、仲間がいるから!」
ロビ「あら、知ってるの?」
ロビ「…命をかけてまで私を救い出そうとした人なんて今まで誰もいなかった。私は悪魔の子だから。生きていちゃダメだから…」
ロビ「でもね、ルフィ達は違ったの。最初は興味半分で加入したけど、今まで感じたことのなかった幸せを感じれた。だから、表面上では仲間じゃないって騙してたりしたけど、本当は皆のことが大事で………。だからあの時も皆だけ逃げてほしいって願ってたのに…!」
ロビ「ほんと、とんだお人好しよ……。理依はこんな気持ちになったことないの?」
ロビ「つまり、音夜に感謝しまくりたいのね。」
ロビ「…うふふ、やっぱり私たち似た者同士ね。楽しかったわ。」
ロビ「じゃあまた後で。傷、ちゃんと回復させておいて。」
ロビンVS理依 WINNER ロビン
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!