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第4話

あとがき(読まなくても良いです)
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2018/02/04 09:05
お読みいただきありがとうございました。




このお話は、プリコンが始まると知ってから書き始めた短編小説になります。考える期間が少なく、未熟な話になってしまいました。


ここで少し、解説を加えたいと思います。小説の中で完全に詳細を明かさなかったため、『意味分からん!』と思った方は、是非読んでください。




栞菜は、健くんを好きで、バレンタインに告白しました。しかし、『俺甘いの嫌いなんだよね。』と言われてしまい、彼女の中で復讐心のようなものが芽生えます。絶対に見返してやりたい。意地になったんでしょう。


そこで、親友の萌香や、同じく親友である、彼氏持ちの麻友にも相談して、ホワイトデーに再チャレンジすることにしました。


それから1ヶ月後のホワイトデー。研究に研究を重ねた、甘くないチョコを渡します。気持ちは冷めたものの、一度意地になったらとことん追求する栞菜は、再び健に告白します。しかし、健には彼女がいることが分かります。しかもその彼女が、親友の麻友。


更に追い討ちをかけるように、栞菜は、麻友には他に彼氏がいることも同時に気付きます。その後、萌香に相談したら、なんと麻友が五股もしているという事実も知らされます。


幾ら何でも健が可哀想だと思った栞菜は、健を麻友から奪おうという計画を立てます。翌日に健に会い、それを実行しました。


しかし、健の麻友に対する強い想いを知り、計画を実行する決意が揺らぎます。恋愛感情こそ無いものの、栞菜の中の良心が、健に同情したからです。


そこで、栞菜は健と麻友の関係を取り持ち、他の彼氏達と別れさせる決断を下します。麻友の、健を除く4人の彼氏と、栞菜は順に付き合い始めました。


栞菜は、健以外なら中途半端では無く、好きな気持ちが微塵もないため、『可哀想』という感情が生まれなかったのです。だから、容易に奪うことができたのでしょう。


栞菜の作戦は簡単に成功し、今麻友は、健とだけ付き合っています。




さあ、どうでしたか?栞菜の決断は正しかったのでしょうか。


私はただ、誰も不幸にならない物語を書きたかったのです。そして、人間らしい登場人物を書きたいと思っていました。良い面、悪い面がある登場人物であることで、皆さんに共感していただけるかと思いまして。


つまらないあとがきまで読んでくださった方、ありがとうございました。これを少しでも面白いと思っていただけたなら、是非私の他の小説も読んでみてください。「前世に生きる」というSFラブコメディです。こちらも未熟な作品ではありますが、応援よろしくお願いします。

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