そう、部屋で叫んでた。

だってさ！！
音羽のTikTok見てみ！？
舌出しに下唇噛んでるし…

音羽と私は
付き合ってんねんけど、

最近音羽のファンかってくらい、
音羽愛が止まらへんのよ。

あぁ…
あんな時にあんな顔…
って、
私今めっちゃ変態なことを！！
enn！！あかん！！
だめ！絶対だめ！！

聞こえてなかったー！
ありがとう神様！

あんなん聞かれてたら、
一生の恥やわ！！
あぁ…良かったぁ…

でも、不思議やねん。
なんで、ニコニコしとんや？

…

あ、TikTok…

あー、ニヤニヤしてる…
え、聞こえてた？

いやいや…
でも、ぬぁ！どっちやねん！

……

距離近ない！？
いや、
顔私の肩に乗せて来て、
え？なになに？怖いんやけど…

あぁ！！
すりすりして来た！
えー！？
マジで、なに！？

当たってるけど！！
けど、私の動画見て、
キュンキュンしてる、
え、え、え、え、

ちょっと待って////
初めて言われてんけど！
あぁ…嬉しい…

そう耳元で、
ささやいて来た。

こいつ、
私を殺す気や…

私の反応で遊んでるな！？
年下彼氏がぁぁ！！
許さへん。
ギャップ萌えと行くか。

私は音羽の首に手を回し、
グイっと、引き寄せた。

立場が逆転し、
いつの間にか
私の後ろにまわってた、

音羽の手に今度は、
私が引き寄せられ、
おでことおでこがくっ付いた。

音羽を離そうと、
手を動かそうとする。

そのまま音羽に、
押し倒されて、
音羽がニヤリと、
下唇を噛む。



その顔に、
私はドキドキが止まらへん。
思わず目を合わせないように、
顔を横に向けると、

顎クイみたいに、
無理矢理元の位置に。

イケメンかよ…
もぉ、心臓もたへんてぇぇ！！

--------ｷﾘﾄﾘ線--------

次回…やっとHでございます。
やっとここまで来た…。
長い戦いだったぞい。

さぁ！あともうちょっとだ！
もう少し待ってくれ！！

では、また会おう！
では、また！！