第19話

君に落ちた夜
62
2026/05/19 16:06 更新
キヨ
……誰?
あなた
え、あ、
さっき溢れる表情をしたキヨさんが
目の前に立ちはだかっていて、言葉に詰まる。
あなた
ただの幼なじみやねん!!
変なやつちゃうで!!
私は軽く手を振る。


キヨくんは少し黙って、顔を赤らめた
キヨ
……ほんとに?
カイト
ほんとほんと
キヨ
むしろそっちの方が怪しくね?笑
彼の表情が緩む。

いつものキヨくんが帰ってきたので、一安心した。




ちなみに、後ろにいた3人は
キヨくんの様子をみて安心したのか
先に解散していた。
カイト
ほな俺帰るなー
あなたの下の名前、頑張れよ


と言い残して、カイトは先に帰ろうとした。


その時、

カイトはキヨくんに近づき、私には聞こえない声量で
何かを伝えていた
カイト
 あと、キヨくん?
あなたの下の名前幸せにしないと、許さないからね


2人きり。

少し気まずい空気。
キヨ
……送るよ
あなた
え、でも…
キヨ
いいから。

キヨくんは、少し強い口調で私に言う。
あなた
…ありがと

並んで歩く帰り道。

さっきの空気とは違って、静かで落ち着いてる。
あなた
そういえばキヨくん、なんであそこにおったん?
キヨ
あー、いつも実況してる友達と飲んでて
キヨ
で、帰る途中に。
あなた
そうなんや
キヨ
ごめん、幼なじみなだけだったのに
あなた
いやいや、、!全然大丈夫やで


心臓がうるさい。

でも、これってもしかしてももしかしなくても


キヨくん、嫉妬してくれてた、、よな?




彼はきっと、普段どこかで私を見かけても
声を掛けないタイプだと思う。

でも今日は一直線に私の元へ来て
その上完全に、カイトを敵対視していた。



それは、好きでいてくれてるから、、ですか??
そう期待したら、、ダメですか…?
そうこう考えているうちに、家の前に着く。
あなた
送ってくれてありがとう
キヨ
いいえ、
お互い、向かい合って立ち尽くす。

言うんや、私

ぎゅっと拳を握る。
あなた
あの、、、キヨくん……!
あなた
もう、気づいてたかもしれへんけど…
あなた
私、キヨくんのことが好き……!




想いを伝えたその瞬間。
キヨ
まって
あなた
…?
キヨ
続きは…俺に言わせて。
あなた
…!!
 すると、キヨくんは真っ直ぐな瞳で私を見つめた






















キヨ
俺も、あなたの下の名前のことが好き
キヨ
多分、あの日会った時から
キヨ
ずっと、あなたの下の名前しか見てなかった









私は衝撃で言葉が出ず、静止する。








キヨ
だから…
キヨ
……俺でよければ、付き合って欲しい








あなた
…はい、!
あなた
よろしくお願いします……!





その瞬間、私は1粒、涙をながした


彼は私の様子を見て、ふふっと笑いながら
親指で涙を拭ってくれた。
キヨ
何泣いてんの
あなた
ふふ、嬉しいからっ




お互い、目を見つめ合って笑った。








こうして——

2人の関係は、“ただの隣の席の人”から、

“恋人”へと結ばれた。






君に落ちた夜に。






fin.






momoです
「君に落ちた夜に」最終回です!!
どうでしたか??ヨーキーが好きすぎて、とにかく小説を書きたくなって突発的に書いた初作品だったので、
グダグダごちゃごちゃなお話しでしたが…

みなさんからのお気に入りやいいねにたくさん励みになって、最後まで書ききることができました!

本当に、皆様ありがとうございました💖



最終話もお気に入り登録、いいねコメントお待ちしております!
次回からはまた違うお話が続編か、アンケートをとらせていただき、書いていきたいと思ってます!活動はし続けるつもりですのでどうか見捨てないでください…笑

それではこれからも、よろりんこ菊地凛子✋

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