女装していることを話すところんの生まれた頃に遡る(多分ありえない話)
元気に生まれたのに…
と言われた…
なのでいつ変わっても変じゃないように女装をしていた…
そんな事を続けていたある日"不安定な存在"ではなくなった(完全に男になった)
なのに…なのに…(ころん小学6年生)
母は、元々は女の子が生まれるのを望んでいた。
けれど生まれてきたのは男。母絶望しだけど、医者が、"いつ女なるか分からない"といった事でずっと『女にならないか』と待っていたけどならなかった…
なので僕が、"完全な男"になった事を深く悲しみ絶望した…
絶望した事で母は頭がおかしくなったのだろう
だから僕が、『男になりたい』と言うと暴力を使いねじ伏せた。
最初は、父も守ってくれたのだけど、母に洗脳でもされたかの様に一緒に暴力を振るう。
けれど"その"話さえしなければとても平和な家族…こんな家が嫌で嫌で仕方がなかったなので遠い高校に行ってこんな家出て女装なんか辞めてやると思ったげど
母が学校に『訳あって女装させてくれ』と言ったらしいその時僕は、絶望した悲しくて悲しくて悲しくてたまらなかった…
と思ったけど、一人暮らしは出来た嬉しかった
けど女装するのにわ変わりない
_______________________
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!