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第1話

ほんの少しの弱音
ポートマフィアに入って一年半程経過した。
然し任務をこなしていく内に口々に言われた。

「君は私の教え子に似ているね」

「貴様はあの方を思わせる」

「まるで元五代幹部、太宰治さんだ」

それだけでは飽き足らず通称”第二の太宰”とまで影で呼ばれるようになってしまった。
”太宰治”とはどんな人物だろうか?
私は気になって調べた。
芥川の上司であり優秀な成果ばかり残していた様だ。
それと共に自殺ばかりしていたらしい。
全て未遂で終わっているが・・・。

この人が中也さんの相棒だった人なのか、
そう思いながら資料を閉じた。







「糞鯖のこと調べてたのか」

「・・・!」

棚の影から中也さんが出て来た。

「はい」

「見てどうだったよ?」

「優秀な方だと思いました。」

「はッ。彼奴が優秀なのは嫌がらせだけだ。」

そう言って帽子をかぶり直す。

きっと中也さんは悲しかったのだ。

”太宰治”という人が組織から抜けたことが。

本人は決して言わないが悲しいのだ。

現に中也さんはいつもより深めに帽子を被った。

其れが証拠だ。









強がりな私の上司が初めて見せた

ほんの少しの弱音。


















名前:羽那(はな)

【好きなもの】
音楽、お酒(特に梅酒)、ポートマフィア
【嫌いなもの】
父親、前所属していた組織、太宰治、芥川龍之介(←お互い嫌っている)

【異能力】パーセント
自分のことであれば操れる異能。
例えば腕力が30だとすれば異能により150などに出来る。また自分の傷を治すことも出来るが、その傷より深い傷を自分で作らないと治せないという欠点付き。

ポートマフィアに入る前は父がボスの闇組織に居たが父の自己中心的な考えで姉を亡くす。組織から逃亡した際、中原中也にスカウトされる。