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第42話

作戦、失敗
〈任務終わったら食事行きましょう🍴🎀〉

突撃三十分前、恋人の羽那からLINE。
見て見ると一文だけだが嬉しい内容だった。
此奴から食事に誘われるのは初めてだなァ、なんて思いながら〈そりゃァ楽しみだぜ〉と送る。

恋人の為にも早めに終わらして帰るとするか。



「これ、中也や」

美しい着物姿に赤い唇の女性・・・尾崎紅葉こと
姐さんが俺の名を呼んだ。

「何です?姐さん」
「直前までイチャつく奴が居るか」
「い、イチャついてなんか・・・!」
「顔に出ておるぞ?結ばれたのは嬉しいが
任務中に浮かれられては困るでのう」

少し微笑んだ状態で姐さんが言った。
俺自身、浮かれてないと思うが俺の師匠でもある
姐さんが云うのだから間違いないのだろう。
なので何も言えず笑って誤魔化した。















「中原幹部大変です!!」

姐さんと雑談していると部下が走って来た。
様子からして何かあったらしい。

「如何したンだ」
「派遣した女性が・・・死んでます!」
「「!?」」

急いで見に行き・・・・・・目を疑った。

姐さんの派遣した女が四肢と腹部を刺されて天井に張り付いていたのだ。
刃物を使う異能とは羽那から聞いていたが、之は
想像以上に厄介かもしれない。
女の下の床にある赤黒い血溜まりを見て更に自分の目を疑った。血が固まっている箇所があるのだ、女の化粧も落ちていない。
・・・作戦がバレた?
違う。”バレていた”のだ。
では、もう此処には居ない・・・?

「何て事を・・・・・・探せ!まだ付近に居る筈じゃ!」

姐さんの声により全員が動き始める。
一先ず姐さんに指示を任せ首領に電話を掛けた。

「如何したのかね?」
「首領派遣した女が殺られてました。」
「・・・目的の男は?」
「探している状態です。ですが・・・もう居ないかと」
「なら一旦其の場か・・・」

「皆さん聞いてくれ!??!」
突然、誰かが叫んだ。
お陰で首領の声が途中までしか聞こえなかった。
黙れ、と意味を込めて睨む。
が、其奴の様子と見た目を見た時”拙い”と思った。







其奴の腹には爆弾が巻き付かれていたのだ。

量からして威力は強そうである。

男は錯乱した状態で叫ぶ。


「家族の為だ!?!許してくれ!!」

そうして爆破ボタンに親指を添えた。






「早まんな_______________!」






















_______________ザシュッ

姐さんの異能、金色夜叉の刀が
男の首と胴体を別けた。

然し、間に合わない。







































_______________ドォォォンッッ!!