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第25話

決意
先日の羽那との食事の後に伝えたあの言葉は矢張り寝ていた相手には伝わっておらず、翌朝はいつも通り挨拶をされた。
それにいつも通り返し専用の仕事部屋に戻る。
「あ”ーーーー」
机に頭を倒し左頬をくっ付けた。
やる気が、出ない。
原因は羽那だ。
羽那の事について矢張り少々焦っているのが
俺の本音であった。
伝えたのは彼奴が寝ている時なので実質伝えて
いないことになる。
伝えないと・・・取られるよなァ。
・・・・・・振られたら(泣)
いや、ポジティブに考えてみろ。
食事にも行ったんだ。
何なら俺が酔っててキスした時も本気の抵抗は
しなかったじゃねぇか!!
否、俺が上司だから・・・・・・。
でも、昔やったネックレス付けてくれてるし!?
待て待て。
「俺は乙女か!」
自分でツッコミ机にデコをぶつけた。
ジーンとデコに痛みが伝わる。
そのおかげで少しだけ冷静になる事が出来た。
「・・・・・・こんなに考える前に伝えねぇとなァ」
一人で呟く。
そうだ。
伝えなければ。
いい加減、伝えなければ。
そう思い机から顔を上げ仕事部屋から出る。





















目的地は羽那のいるであろう、休養所。