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第24話

貴女のことが・・・
「上司が運転してるのに爆睡しやがって」
隣で寝ている羽那を見て独り言ちる。
幸せそうに寝ている姿も・・・まァ悪くねぇ。
分かっている。
部下を甘やかしてはいけない。
だが、惚れた女の寝顔は・・・仕方無いだろ?

あ、そういや、さっきの質問が気にかかるな。

レストランで食事中「好きな方は居ますか?」と遠慮がちに聞いてきたので「さあな」と俺が答えた。
すると此奴は言ったのだ。
「・・・・・・私は居ますよ」と。














其奴誰だよ!?!!??という気持ちを込めて、
クラクションを一発鳴らしてみた。
クラクションを鳴らしたことで少し頭が冷えた。
羽那が好きな奴?
此奴が仲良いのは・・・芥川と梶井と立原か。
梶井は恋愛興味無さそうだ。
立原は以前聞いたら違うと言った。
芥川も恋愛興味無いだろう、多分。
けど、部下からもしれっと人気だからなァ。
俺が知ってるだけで此奴のこと好きな奴かなり
居るからライバルが多いんだよな。
チラリと羽那を見るが気持ち良さそうに爆睡。
お前で悩んでるのに気持ち良さそうに寝やがって。
「寝てるからこの際言ってやる」







































テメェ
「俺はなァ、貴女のことが・・・。」




























続きの文字は車達の音によってかき消された。