第10話

口付け
461
2023/08/15 00:45
心臓がドキドキして止まらない。凄く緊張している、さっきまで悩んでいたことがぶり返してしまって

もっと悩んでしまう
あなた
花京院…君
花京院典明
…惚れてしまってもしょうがない。
花京院典明
承太郎は頭脳明晰でオマケに容姿端麗 君を守れるくらいでもある
そう言うと花京院くんは私に近寄る。
花京院典明
でも
花京院典明
僕だって諦めたりなんてしませんから。
顔がだんだん近づいてきて、もしかしてって思うと心臓がキュって締まっておかしくなりそうになる
花京院典明
なーんてね ♡
花京院典明
君との口付けとかは付き合ってからの方がいいんだ、焦らしてすみません
そう花京院くんは言ってそれじゃ。と一言残して河川敷の上へと走ってく。
あなた
…花京院君……ずるい…
こんなにも好きなのに迷ってしまう。花京院くんが大好きなのにな
空条承太郎
おい
私が河川敷を登った先にはジョジョがいた。

まさかいるとは思わなかった。
あなた
あ、えっと…ジョジョ、?
空条承太郎
ほぅ…キスか、アイツに奪われそうになったってわけだな
空条承太郎
この俺は。
そう私を見下ろして口を開くジョジョ。かと思うと、腰をかがめて帽子をとるジョジョ。
あなた
あの…?
あなた
どうし…
私の言葉を遮るようにジョジョが帽子越しに軽く口付けを交わしてくる。
あなた
えっ?、ぁ、…ぇ、
空条承太郎
ふ…いい反応するじゃあねえか
 


空条承太郎
なぁ…あなたの下の名前チャン?
あなた
あっ…ぇ、は…
恥ずかしすぎてどうかなりそうだった。慌ててジョジョの横を通り過ぎて帰ろうと走った。

空条承太郎
おい
呼び止められて恐る恐る後ろを向くとさっきの場所から1歩も動かずこちらだけを見ていた。
空条承太郎
…承太郎……。だぜ
空条承太郎
俺の名は。
あなた
、!!!!…
さらに顔が真っ赤になって急いで家に走って帰る。
























― 自宅―
あなた
…明日からすごく気まづいことになりそう……
ベッドで1人ころがってさっきの出来事を考える。

途中で恥ずかしくなって辞めてしまった。
今日は眠い。寝てしまおう



























夜中に自分の部屋の窓を叩く音が聞こえた。
あなた
…?
ホラー映画の見すぎだからかなにか来たら怖いなと思いながら怖い気持ちで見てみた。
花京院典明
あなたの下の名前さん
あなた
ぅわッ?!
ひょこっと窓から顔を出す花京院くん。
あなた
あ、あの…ここ二階建て…
花京院典明
ふふっ、いい反応しますね、実はハイエロファントグリーンで登ってきたんですよ。
あなた
…そうなんだ
少し安心した。

そう思っていると花京院くんが一言。
そういえばと口を開く。
花京院典明
あの後君が承太郎となにかコソコソしてたの見たよ
あなた
えっ
あれを見たのか、凄く焦って嫌な汗をかいてしまう。あれを見られた?ジョジョ…いや承太郎くんとの……
花京院典明
ずるいな…なんて思ってしまって…
花京院典明
だから、僕は君から口付けしてもらおうかなって思いまして…
花京院典明
ね?良いでしょう?
いいって言われて圧が凄い。自分からなんて到底無理だ。承太郎くんからので顔を真っ赤にしている私が

自分からなんて無理に決まっている…
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今回も変なとこで切る馬鹿です…

この後どうしようか迷ってます誰か助けて…

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