テヒョンside
なんかね、
今ヒョン達にお酒買ってきてって言われたから
庶民のコンビニってやつに行ってきたんだ。
で、
両手いっぱいにやっすい酒を買って
道路を歩いてたら
なんか、女の子とぶつかっちゃぅた。
女の子のそばに
膝まづく。
俺と女の子は
あっという間にヤクザみたいな人達に囲まれた。
え、
この女の子追われてたの?ㅋㅋ
こんな馬鹿みたいな奴らでも
俺のことは知ってるだろ。
だって、俺
次々と膝をついていく。
ヤクザ達が目を配らせる。
その場の空気が凍ったのがわかった。
この子が?
3億も借金を?
あはっㅋㅋ
面白いことになりそうだな。
財布から
カードを出して適当にその辺に投げる。
俺は、
女の子を抱えてヒョン達の元へ帰った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!