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2021/08/29

第5話

君と一緒。(ennゑむ)


例えば、同じ朝を同じ場所で一緒に迎えたとして、



見える景色は違って、

思うことも違って、

感じることも違う。



ただ時間を共有してるだけであって“同じ”じゃない

アタシは今、この時間を“幸せ”だと感じているけど
目の前で眠るゑむ氏が、
同じ気持ちになってくれるとは限らへん。

同じであってほしい、とは思うけれど。
enn
enn
ゑむ氏~?おはよぉ。
ゑむ氏
ゑむ氏
んー…………
空が白み始めて、
それをカーテン越しに感じる。

目の前にある顔がぼんやり見えるくらいの薄明るさ
その中で、
ゑむ氏の目が薄く開いて、
アタシを確認するようにチラッと見ては、
また閉じてしまった瞳。

まだまだ眠たいんやな……って、頬が緩む。

お互いに、目覚ましの音に反応して目を開けたけど
ゑむ氏は唸っただけで、
また寝るモード。

冬場は中々布団から出られへんよなぁ。
傍に好きな人の温もりがあるなら尚更。

でも、起きへんと。

昨日は深夜まで撮影してて、
仮眠程度しか寝てへん。
けど、
こんな時間に起きるのにはもちろん理由があって、
朝一で撮影の予定があるから。

そのための目覚まし。

ゑむ氏とアタシの体温でホカホカに温もっている
この布団から抜けるのは、アタシも嫌やけどさ…
enn
enn
ゑむ氏~?お~い。起きるよ~
撮影だから仕方あらへん。

きっとこの布団の外は、
いくら室内といえど寒いんやろうな、…なんて、
そんなことを考えながら、
とりあえず上体を起こした。

布団から出て露わになった背中が一気に冷える。

背筋に鳥肌が立つくらいに寒い。
寒がりなアタシにとっては地獄のような朝。

真冬だもん。

でも、
なんだかんだ、まだ、あんまり覚醒してない頭じゃ
大した事考えられなくて、
そのまま、動けずにボーッとする。
enn
enn
∑わっ…
ボーッとしてると、
いきなり右腕を引っ張られて、
そのまままたベッドに逆戻り。

そして、ゑむ氏の腕と足でがっちりホールドされた

いや、
アタシ、抱き枕じゃないし。
ゑむ氏
ゑむ氏
……………寒い。
enn
enn
いや、でも起きへんと…
ゑむ氏
ゑむ氏
やだ。
やだ。って。
駄々こねてる子どもかー?

身動き取れない状況で、
呆れて天井を見つめてると
ゑむ氏がアタシの首筋辺りに頭をグリグリと寄せてくるから、くすぐったくて仕方ない。
enn
enn
ちょっ、
ゑむ氏
ゑむ氏
ん……。ennちゃんの匂いやぁ…
enn
enn
もぅ……
駄々っこに、甘えん坊ときたか。

いつもはアタシのお姉さん的な存在のゑむ氏。
アタシが唯一頼れる人。

でも、たまにこうやって、
甘えてくるのは、
それは、
ゑむ氏が心身共に疲れてしまっている時の症状。
最近、忙しそうやしな…

それを知ってるから、
突き放せなくなってしまう。

無理やりでも起こそうと思ってたんやけど…

まぁ、もう少しだけ、このままでもえっか。

なんて思いながら、
がっちり抱き締めるゑむ氏の腕の中で、
もぞもぞと動いて、
ゑむ氏と向き合うように横を向いた。

眠そうではあるけど、
薄く開いているゑむ氏の目と、
至近距離で目が合う。

オデコをコツンと寄せて、
ゑむ氏の背中に腕を回して抱き締め返した。
enn
enn
近っ(笑)
ゑむ氏
ゑむ氏
可愛い~
んふふ、と甘ったるい笑顔を浮かべるゑむ氏に、
つられるように顔が綻ぶ。

あ~もう……ほんま、幸せやなぁ…

ゑむ氏
ゑむ氏
……………………幸せ。


そう、ポツリと呟いた後、
ゑむ氏は軽く触れるだけの優しいキスをした。
enn
enn
………………っ、
不意にくらった、言葉とキス。

アタシの気持ちと、
ゑむ氏の気持ちがシンクロしたみたいに、
“幸せ”が重なった。

たったそれだけのことなのに、
心が満たされていく。
ゑむ氏
ゑむ氏
ennちゃん。好きやで。
enn
enn
っ、
アタシがこの時間を幸せと感じるように、
ゑむ氏もこの時間を幸せだと感じてくれている。

アタシとゑむ氏………同じなんやな……


enn
enn
ゑむ氏……、好き。大好き。
ゑむ氏
ゑむ氏
ふふっ……ennちゃんよりオレの方が、もっとennちゃんのこと好きやから。
enn
enn
アタシだって、ゑむ氏に負けへんくらいゑむ氏が大好きやもん!
ゑむ氏
ゑむ氏
これ、なんの張り合い?(笑)
もう、なんか、
心が満たされて、
愛しさでいっぱいで、
好きが溢れ出してくる。

その思いに身も心も委ねて、
ゑむ氏の唇にキスを落とした。
ゑむ氏
ゑむ氏
もー…朝からなんやねん。
ennちゃん、可愛過ぎやから。
そう言いながら、
ゑむ氏は身体を起こすと、
アタシの顔の横に両手をついて、
アタシの上に跨がってきた。
enn
enn
えっ…ちょ、ゑむ氏?
アタシを見下ろしてくる目は、
完全に覚醒していて。

不敵に微笑むゑむ氏に…胸がドキドキ騒がしくなる

……やなくて!!

いや、
まさか、とは思うけど…
ゑむ氏
ゑむ氏
煽ったんは、ennちゃんやからな?
enn
enn
いやいやいや、そーゆーつもりじゃ
ない!!………って言葉は、結局言えず終い。
だって、
口を塞がれちゃったんだもん。

あー。

この雰囲気は…
今からナニが始まってしまうのか、
さすがにわかる。

でも、

まだ朝やでー?
寝起きやでー?
enn
enn
っふ、ぁ…///ちょ、ゑむ氏!//
待って、撮影っ…
ゑむ氏
ゑむ氏
大丈夫やって。
enn
enn
でも、時間がっ…
ゑむ氏
ゑむ氏
少し早めに目覚ましセットしてたんよ
ほんまはennちゃんとゆっくりするためやったんだけどさ……(笑)
そう言っている途中途中も、
アタシの色んなところにキスを落としていくゑむ氏

アタシとゆっくり過ごす時間を作ってくれようとしたゑむ氏の思いに、胸が温かくなるばかりで。

ゑむ氏と2人、ゆっくりするのも捨てがたいけれど
でも、
今はゑむ氏と隙間ないくらいにくっついて、
イチャイチャしたい気持ちが勝ってる。
enn
enn
ゑむ氏、いっぱいちゅーしてね?
ゑむ氏
ゑむ氏
ほんま、ちゅー好きやな。(笑)
enn
enn
“ゑむ氏”のちゅーが好きなの!
ゑむ氏
ゑむ氏
あー…可愛い。可愛過ぎや~っ
enn
enn
きゃ~っ(笑)
カーテンの隙間から朝日が差し込んで、
クスクス笑う、
2人の笑顔を照らし出す。

幸せ。

さぁ、幸せな朝を満喫しよう。
降ってくるキスの嵐を、
ゑむ氏の愛情を、
全部余すことなく受け止めて─────────













































💋ゆっつん様リクエスト
 【ennゑむ※主おまかせ】でした~♪
 
 季節感!!www
 真夏に真冬のお話でゴメンナサイ💦