(これでもぉ、あなたちゃんのくらい顔見なくて済むね)
『ごめんね?ありがとう、』
(うんん、よし。じゃあ、俺はちょっと用があるからまた後でな)
『あ、わかった、』
と、言うと永瀬くんは教室を出た。
「永瀬と、何話してんの?」
『へ?』
と、話しかけてくる蓮。
『べ、別に?』
「ふーん。じゃあさ」
『ん?』
「俺が好きって言ったらどうする?」
『は?!またからかわないでよ』
「俺、結構真面目だけどね。」
と、顔を近づけてくる蓮。
顔が近すぎる/////
「あれ。顔赤くない?熱?」
と、おでこを触ってくる
『ちょっと、触らないでよ』
「なんだよ、あ、照れてる?」
『はぁ?誰が蓮なんかに照れんのよぉ』
「あなた」
『だから、照れてない!』
「なんだよ。可愛くねぇーな」
『いいもん。別に、可愛さなんて求めてないから。』
「そんなんじゃ永瀬にいつまでたっても振り向いて貰えないぞ?」
『…』
「何、図星?」
『違う!てか、なんで永瀬くんが出てくるのよ。』
「好きなんじゃねぇーの?永瀬のこと。」
『え、?あ、そ、ち、違うけど、』
「もぉ、好きって言えよ。」
『でも、それだったら…蓮…は…その、』
「いいよ。俺は。あなたが幸せなら。」
『蓮…』
「だから、選べよ?」
『へ?』
「 " 俺か、永瀬か。それともまた別か。 " 」
そんなの。今…
あなたなら誰を選びますか…?
the end。
✄ さ く し ゃ 。✄
突然終わってしまいました💦
無理矢理感あってごめんなさい🙇
またまた新作を考えています!また、ご報告したいと思います。
see you♬
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。