な、なななななんで壁ドンされてんの?!
え?………え?!
な「静かにね(小声)」
??「あっれ〜?鍵かかってる〜?」
??「うーん…」
??「あっ!そういえば〜♪」
ガチャリッ………ガチャッ
な「ヒッ……」
な「ちょっとごめんね…?」
『……?』
な、何g
チュッ…
??「……?!…し、しししし失礼しましたぁ!!」
ガチャッバタン
『……へ…?』
な「……………」
な「ごめんなさぁぁぁぁぃぃぃい!!」
えっと…?何?何があったの??
な「あれ?おーいヒラヒラ」
『ハッ………今…何して…?』
な「えっと…キス……だね」
『キ、ス…………』
そっかぁキスか…ふむふむ…
ん?
『キスぅ?!』
な「わぁびっくりしたあ」
『え?!キス?!キスですか?!』
私………ファーストキス…
まぁ…ななもり先輩にならいっか←
な「本当にごめんっっ!」
きゅんっ(((
そんな顔で謝られたら許すしかないじゃあん!!
『べ、別に良いですよ…』
な「本当にごめんね…?」
『てゆーか先輩も大変ですね色んな人に追っかけられて』
な「そうなんだよ〜…って君もじゃない?」
『ぬぇえ?!(((』
な「何その声ww」
『えっいやっわたっ私はち、ちちちちちちちち違いますよぉ!!』
な「いや動揺しすぎww」
『はいごめんなさい私もです』
な「君めっちゃ面白いじゃんww」
な「名前h…」
キーンコーンカーンコーン
『あっっ私はこれで!!』
な「あっうんまたね〜♪」
わぁぁぁぁ!!
認知して貰えてたぁぁぁぁ!!
そして同時に物凄い事が起こったぁぁぁぁa…
ズドドドドンッ!
『いっててて…』
り「えwwどんくさいどんくさいww」
『いやっ!考え事してたの!ww』
『………あれ?立てない…』
り「えぇ〜はぁ」
り「おんぶしてあげるからこっち来て」
『はぁこれがななもり先輩だったらな〜』
り「お前まじでぶっ飛ばすぞ」
『きゃあん♡(((』
り「え……」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。