ピピッ…ピピッ…ピピ
そう心に思いながらいつもより重い身体を起こし
窓のそばまで行きカーテンを思いっきり開けた。
いつ見ても変わらない,神秘的な街,綺麗。
この家とは大違い。
そんな事を思いながらまたカーテンを閉めた。
今日もまた,"いつもの生活"が始まる。
あれ…今日って入学式だっけ…?まじか…
まぁいっか。怒られる前にさっさと降りよう。
リビングに行くと珍しく僕の分の朝食を準備している母が居た。
そう,目を合わさずに言った。
そっか…昨日義父さんの標的になったのは僕だから母さんは何もされなかったのか。
まぁ仕方ないか。僕が傷付くか母さんが傷付くかのどっちかなんだし。
どちらも傷付かない日はない。
母さんの事が嫌いならほっとけばいいんだろうけど
僕はそれが出来ない。
…僕が傷付いたら翌朝はこう平和に過ごせるし。
慣れてるしもうどうだっていい。
あぁ,そうか…「僕」ってのは変か…
言い終わる前に僕はそれを塞いだ。
そう逃げるように自室に戻った。
ふとベットの脇を見る。
あの頃の写真。
まだ僕らが"家族"がまだ崩壊していない頃の
写真がそこにあった。
✄------キリトリ------✄
はい!!こんばんは!!☪︎ *.なつき(runachi)です!
今回は第2話を更新させていただきました!!
今書いてて思ったのですが…
とてつもなく長くなりそうで…😇
しばしお付き合いくださいな…
前回もお気に入り登録やハート,ありがとうございました!励みになります。゚( ゚இωஇ゚)゚。
良ければコメ欄などで絡みましょう…!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
次の更新までお待ちください((●゚ν゚)
では!お疲れ様です((。´・ω・)。´_ _))ペコリン
読みにくくてすいません(´・ω・`)
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。