第56話

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2,500
2021/06/03 12:00









にぼしちゃんを撫でながら私に問いかける。










ウォヌ
ウォヌ
あなたさ
ウォヌ
ウォヌ
もしかして
今まで彼氏いなかった、、?
あなた
うん
あなた
ウォヌ君は?
ウォヌ
ウォヌ
え?
あなた
ウォヌ君は彼女たくさんいたの?
ウォヌ
ウォヌ
たくさんではないなㅎ







たくさんではないけど、

やっぱり彼女はいたんだな。






さすが物知り。









あなた
何人?
ウォヌ
ウォヌ
いや、俺の話はいいから
あなた
えー
気になるんだもん
ウォヌ
ウォヌ
親が転勤族だから
彼女はもう
作らないようにしてる











ほぅ、、、、、









大人の考えのウォヌ君は


こういうところから考えが成長してったのか。













ウォヌ
ウォヌ
ジュナは彼女いた事は?
あなた
あるよ
ウォヌ
ウォヌ
なるほどな












ウォヌ君はにぼしちゃんの尻尾を


くるくる回しているけど





少し考えているみたい。










ウォヌ
ウォヌ
それがいけないんじゃね?
あなた
え?
あなた
何がどういけないのか
わからないんだけど、、、
ウォヌ
ウォヌ
だからさぁ
ウォヌ
ウォヌ
ジュナはあなたの事
恋愛感情ではなくても好きなんだろ?
あなた
あれ?なんで知ってるの?
ウォヌ
ウォヌ
ソヨンから聞いたㅎ
あなた
あー、、、





ウォヌ
ウォヌ
あなたがずっと彼氏いないのに
ジュナは安心しているんじゃん?
あなた
いや、
でもジュン彼女いる時あるし、、、
ウォヌ
ウォヌ
彼女いる時
あなたどうしてたの?
あなた
いつもと変わらないように
接していたつもりだけど、、、






ウォヌ
ウォヌ
それだよ






ウォヌ
ウォヌ
1回ジュナから離れてみろ
あなた
でも朝一緒に来いって言ったよ?
ウォヌ
ウォヌ
朝だけな
ウォヌ
ウォヌ
他はなるべく避けろ
ウォヌ
ウォヌ
ってか俺がそうなるように
仕向けてやるから












そんなんで今の状況が変わるのかなんて


わからないけど、








ウォヌ君、、、、






恋愛のスペシャリストだぁ、、、、













ウォヌ
ウォヌ
明日のジュナとの
話し合いが楽しみだなㅎㅎ









あれ?





楽しんでるの?











あなた
ウォヌ君、
明日何の話ジュナにするの?
ウォヌ
ウォヌ
ㅎㅎ
ウォヌ
ウォヌ
話し終わるまで内緒だよㅎ







その顔は最近見せるニヒルな笑みじゃなくて、













とても楽しそうに









口を四角にして







上の歯を見せて笑っていた。

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