ウォヌ君の家に行くのを知った
少し不服そうなジュンを残して、
ウォヌ君の家にお邪魔した。
靴を揃えて振り向くと、
下にはキジトラの可愛い猫ちゃんが。
ウォヌ君、
猫の話になると洒落にならないぐらい怖いから
絶対手は出さないよ。
にぼしちゃんを抱き抱えて、
ウォヌ君の部屋のドアを開けてもらうと
中に入るのがなんだかドキドキする。
部屋に入ってカバンをベッドに置くと、
にぼしちゃんを下に降ろして
外したネクタイを無造作にベッドに投げた。
床に座ると、
にぼしちゃんがウォヌ君の膝の上に乗っかる。
さすがウォヌ君。
溺愛しているだけあって、
にぼしちゃんもウォヌ君にベタベタだ。
ウォヌ君はかなりベタベタだ。
これ、このまま
にぼしちゃんを愛でてお終いとかないよね？
色々と私の知らない事を知ってるみたい。
勉強させていただきます、、、！
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第56話 &
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