第76話

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2,351
2021/09/21 12:00











楽しい時間はあっという間


















本当にあっという間だった。










時間は22時の就寝時間を迎えようとしていて


ソヨンに先生に怒られる前に戻りな


って言われてソヨン達の部屋を出た。
















それで自分の部屋のドアに手をかける。














入ったらすぐベッドに行って

「 もう眠いから寝るね 」

そう言って寝れば大丈夫







シミュレーションはばっちりだ。















ソア
ソア
お帰りあなたちゃん!






ドアを開けて部屋に行くと

すぐに声をかけてきてくれた。






イェナ
イェナ
見回りもう来た?
あなた
ただいま!
まだ見回り来てないけど
そろそろ来そうだったから
戻ってきたㅎㅎ







イェナちゃんも普通に話しかけてくれて、





違う部屋に行ってた私を嫌な顔せず

普通に接してくれる。










ソア
ソア
22時とかじゃ
まだ寝れないよねㅎㅎ
あなた
あっ、
私ちょっと、、、






話している最中にドアをノックされて、




先生がドアを開けていいか

ドア越しに聞いてきたから3人で返事をした。








部屋に先生が入って来るや否や



私達と目を合わすと

部屋の隅々を見渡して


『 ちゃんと3人揃ってるな。早く寝ろよ。』


とだけ言って部屋を出る。
















イェナ
イェナ
ねぇ、
今の見回り意味あった?
ソア
ソア
絶対意味ないよねㅎㅎ
あなた
部屋入って一瞬だったねㅎㅎ







3人で笑う空気感は和やかで




ソアちゃんとイェナちゃんの部屋でも

全然大丈夫じゃん。









なんでソヨンのところに

ずっと行ってたんだろうとさえ思ってしまう。















イェナ
イェナ
でもさぁ、
楽しいのは就寝時間
過ぎてからだよねㅋㅋ
ソア
ソア
でもさすがに初日はなくない?












今さっきまで3人で笑い合っていたはずなのに、






急に私だけ異次元かのように

何を話しているかわからない。










イェナ
イェナ
あー、たしかに
イェナ
イェナ
明日、明後日かㅋㅋㅋ
ソア
ソア
そうだね、
明後日が一番多いんじゃない?








ソア
ソア
あなたちゃんはどう?












私がわからないだけで2人は楽しそうに話している。










明日とか明後日とか、、、、


話が全く見えない。








あなた
えっと、、、ごめんね
あなた
さっきからなんの話してるの、、、?















私の表情を見て










ソアちゃんの目はそのまま変わらず

右側の口角だけを上げて






微笑んだ。

















ソア
ソア
男子の部屋に行って
告白するんだよㅎㅎㅎ




















ソア
ソア
あなたちゃんは誰か好きな人いる?















聞いた瞬間











失敗した、、、、
















やっぱり部屋に戻ったらすぐに

寝るべきだった
















そんな後悔をものすごく感じた。





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