不敵な笑みを浮かべたソヨンは
ウォヌ君の目をじっと見ながら
静かに口を開いた。
ソヨンにウォヌ君を
これ以上説得させられるような
策なんてあるの、、、、?
負けず嫌いだからって
そこまでしてくれなくていいんだけどな、、、、
そのボロにジュンが気づくかどうかは
わからないけどね。
何を言い始めるのか気になって
そんな事できるはずない。
一応耳を塞いだ振りだけしといて
ジフナに目を向けてみた。
ソヨンがウォヌ君との距離を近づけながら
ウォヌ君に問いかける。
ウォヌ君に言われてワタワタするソヨンと
その姿を見て笑うウォヌ君に、
私はなんでこの2人がこんな事になっているのか
わけわからず。
ジフナを見たら
耳を赤くして手で顔を隠していた。
わかってないのは私だけ?
ウォヌ君はソヨンよりも
遥か上手というのはわかったけど。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。