家に帰ると気分が一気に下がる。
ジュンの前では
いつも通りに見せるため
頑張ってた反動が大きい、、、
冷蔵庫を開けて麦茶を取って
グラスに注いでいると、
右からグラスを持った手が現れた。
弟のチャニにも麦茶を注いで渡した。
チャニが家にいたから
出そうになってた涙は
引っ込んだと思ってたのに、、、
って、、、あれ?
ほっぺを触っても濡れてないよね、、、?
勘がいいチャニ
3歳下とは思えないぐらいに。
だから今もこうして
" 幼馴染 " の関係が続けてられる。
ジュンに私の気持ちが知れたら
この関係が崩れてしまうかもしれない。
部屋に戻ってソヨンに連絡をした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!