電車から降りて高校までの道は、
この時間だとうちの高校の生徒が
たくさん歩いている。
ここまで来るともう2人きりの時間では
なくなってしまう感じ。
今ここから話始めるの?
電車乗る前に話せば良かったのに
って思ったけど、
私が爆発してたんだった、、、、←
何を言いたいのか、聞きたいのか
モジモジしているジュンを眺めてたら、
後ろからウォヌ君がきて
私とジュンの間に割入ってきた。
私のポジション、、、、、
ウォヌ君意地悪してるのかな。
ジュンに
「あなたの話ですよ〜」
なんて言えるわけがない。
珍しくジュナがほっぺを膨らまして拗ねた
拗ねるよりも笑って流すのがほとんどだから
こんな姿見るのは本当レアだ。
ウォヌ君、本当に何話すつもりなの?
上歯見せてすごい口角上がってるよ?
なんだかウォヌ君に転がされてる?
私、、、、、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!