授業中ジュンはチラチラとソアちゃんを見て
私はその様子を後ろから嫌でも目にする。
本当この席辛い、、、、、
やっと帰りのホームルームだわ。
1日がこんなにも長くて苦痛な日々を
これからも我慢していくのか、、、、
『 あなたさん!
帰り際にウォヌ君に
校舎案内してあげてなー 』
『 席隣りだろ? 』
隣りだけど、、、、なぜ私、、、?
断ってもウォヌ君に失礼だし、
" はい " としか言えないよね。
ぺこっと頭を下げるウォヌ君。
帰りのホームルームが終わると
ジュンはソアちゃんに話かけて、
ソヨンとジフナとスニョンがこっちに来た。
私とジュンとスニョンは
慣れればたくさん話すけど、
ジフンは元々自分からは話すタイプではない。
積極的なソヨンがいなかったら
微妙な空気に包まれてしまっただろうな。
スニョアは大きなバッグを持って
手をひらひらと振ると行ってしまった。
ジフナがジュンを連れてってくれてよかった。
席替えをした今日の今、
ソアちゃんにデレデレなジュンを眺めていたから
ジュンと一緒に帰るのは心の負担だった。
ジフナも片想い中で、
近所に住んでる1つ上のお姉さんに
小さい頃から高校も同じでずっと好きみたい。
察しが良いジフナにはよく助けられてる。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!