ソヨンと2人で帰り道に
ファーストフード店に入って、
飲み物だけ注文して席に着く。
帰りのホームルームに先生が言った。
『 来週は修学旅行のグループ決めるから
5人ぐらいでグループ作ってくれなー 』
鬱なる上にさらなる問題だ、、、、
ソヨンはアイスコーヒーを一口
口に含んで深く息を吐いた。
ジュンは私に好きな子ができるのを打ち明けると
アピールがかなりあからさまだから、
また明日以降、、、いや
もしかしたら修学旅行まで
それを目にすると思うと泣けてきた。
泣いてる私に優しく頭を撫ででくれた。
小学校からの付き合いの親友のソヨン。
だからソヨンもジュンの行動パターンは大体読める。
ーーーー翌日ーーーー
朝のホームルームに先生と一緒に
1人の男の子が入って来た。
『 今日は転入生が来たのでみんなに紹介します。
名前は ________.......
はい、簡単な自己紹介お願いします 』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。