しゆんside
俺は五人のシェアハウスに引っ越すことにな
った
とは言っても教科書や制服、私服等持って行
く必要のある物とない物を整理する必要があ
るのですぐに引っ越すことが出来ない
五人も部屋を整える為に時間が欲しいと言っ
ていた
俺は親にバレると何をされるか分からず面倒
なのでギリギリまで伝えないことにしている
俺の方は私物が少なくて一瞬で終わった
五人の方も超スピードで終わらせてくれたら
しく予定より早く引っ越すことが出来そうだ
そして引っ越し当日になった
今までだってそうだったじゃないか
俺のご飯を用意しないのは当たり前
なのに俺はお前達のご飯の用意をさせられて
いた
気に食わなかったら投げ捨てる
俺が食えるのは残り物だけだ
家のことも気づいたらなぜか俺がやっていた
そう言って俺は家を出た
昔の俺なら仕方なく家にいることにしたのだ
ろう
必要と言われたから
でも今の俺は違う
本当に俺を必要としている、認めてくれる人
達がいる
待ち合わせにしている場所に着くと五人が待
っていた
ばうちゃんは大きく手を振ってくれている
俺は小さく手を振った
ばうちゃんが遠くの方で叫んでいる
てるまひばぁうが先の方で歩いていた
俺、幼馴染みとかいないな
そもそも友達がいなかったからな
いつも一人だったな
そうやって話しているうちに俺達は家に着いた
五人がしているシェアハウスの家は俺の家の
倍以上はあった
俺は思った
この人達は普通じゃないと
人間性もそうだけどいろいろと凄い
部屋も綺麗でとても広かった
俺がこんな部屋に住んでいいのかと思うほど
だった
これから俺はここで過ごしていくんだ
俺はこれからの生活に胸を弾ませた
どうも主です
そまゆきの絡み多めでしたね
最近しゆんさんがメインじゃなくなってる気がします(すみません)
思ったことがあるのですけどメンバーって時と場合で呼び方変わるんですよ
殿がしゆんさんを呼ぶときはしゆんさんやしゆんって感じで
小説でも気づいたらメンバーの呼び方変わってるかも知れません
話は変わりますが小説にメンバーside上げてあります(現在は一話だけ)
その話の後に上げてあるのでもし良ければ読んでみて下さい
また気まぐれで更新していきます
ではまた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!