ドンッ___
バコッ___
エミリーが口出ししても黙るはずがないこの空気
新サバイバー楽しみだな
良い人だといいけど
こちらに気づいたのかウィラの他にいたトレイシーが気づいた
「そうだといいんですけどね!(*^^*)」
囲まれて声しか聞こえなかった新サバイバーとご対面
なんで…
この女がここに…??
な…んで?
ダメだ。皆を心配かけちゃダメだ。
歓迎会省きます()
レミアの歓迎会はなんの問題もなく
無事終わった
俺はなるべく彼女との接触を避けた
どうして俺がこんなにあの女を避けるかって?
俺の「元カノ」であり
俺の大切な人を奪った人間
だからここに来た時、恐怖でしか無かった
だけど相手は普通に話しかけた
言えば歓迎会から1週間経ったこの日まで、何もしてこなかったし何もなかった
中庭でエマと話しているレミアを見る限り、害はなさそうに見えた
ウィラとフィオナ…
ということは…
腕をがっしり掴まれたまま試合へ向かった
呑気に話していたノアと2人を何気に食わなく睨んでいた方1名。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。