皇輝side
あなたと織山が2人で部屋から出て行った
織山はなんだかこわばった表情だったけど
なにかあったのかな…
元木「え、あなたと織山、2人で出て行ったんだけど」
平塚「まさか………告白とか⁈」
安嶋「それはないだろ、落ち着けって笑」
黒田「でも織山はあなたのこと好きだよな」
深田「え、まじっすか?」
青木「まあきっとそうだろうね笑」
内村「だったら俺もあなたのこと好きなんだけど!」
ヴァサ「それも知ってる笑」
長瀬「みんなはあなたと織山くんが付き合うってなったら
どうするんすか?」
檜山「………別にどうもしないよ」
『そうだね、2人が決めることだから…』
それから少しして織山が部屋に戻ってきた
だけどあなたの姿は見えない
『あれ、あなたは…?』
織山「………」
忍マネ「あなたはこの階の端の部屋で寝るから
もうそっちの部屋に行ったんだと思うよ。」
鈴木「え!あなたちゃん一緒に寝られないんすか!」
忍マネ「この部屋にもカメラつけるからな
お前らの寝顔を撮影させてもらうゾ!」
内村「マネージャーの鬼!」
忍マネ「なんとでも言いなさぁい笑」
元木「まじかよー!あなたの隣で寝ようと思ってたのに!」
忍マネ「どうせまた明日の朝会えるんだから文句言うな!
早く寝る支度しろよー」
忍者「「はぁーい」」
あなた大丈夫かな…
現在時刻は午後22時15分
俺は早々に寝る支度を終わらせた
忍マネ「おーい、あと15分で電気消すぞー」
星輝「まだ枕投げしてないっす!」
元木「俺は恋バナしたい!」
北川「俺たちジャニーズなのに?笑」
内村「いいじゃん!すげー楽しそう!」
忍マネ「ほらほら騒いでないで準備しなさい笑」
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30分後
ほとんどのメンバーは眠りについた
みんなあんなにうるさかったのにな笑
俺はこっそり部屋を抜け出してあなたの部屋を目指した
部屋の前で深呼吸してから、扉を軽くノックする
コンコンッ
あなた「どーぞ、」
『お邪魔します』
あなた「思ったより早かったね」
『そうかな?ごめん』
あなた「大丈夫だよ笑」
それから俺たちはしばらくの間
当たり障りのない会話を交わした
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『あのさ、』
あなた「ん?」
『織山となにがあったの…?』
あなた「それは…」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。