檜山side
あなた『尚大〜、さっきの曲の間奏の入りワンテンポズレてたよ?笑』
織山『まじか、ありがと!意識する!』
なんか最近あなたと織山、仲良くなってない?
少し前まで織山って呼んでたのに名前呼びだし、
どうしたんだろ
『ねえあなた!レッスン終わったらご飯行かない?』
あなた「今日は尚大と約束してるから…ごめん、また今度いこ!」
また織山かよ…
青木「檜山くん、どうかしたの?」
『え、あぁ。何もないよ。』
青木「本当に?怖い顔してたよ?」
『俺そんな顔してた…?』
青木「うん」
『まじか…』
青木「もしかして………嫉妬?」(小声)
『っなわけ………!』
青木「織山くんとあなたでしょ?
2人最近仲良いもんね」(小声)
『………』
そっか…
俺ってあなたのこと好きなのか…
ってか青木には全部お見通しかよ………笑
俺、これからどうしたらいいんだろう….
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。